一昨日メッセの子から報告を受けた後。 俺は何日も前から、パソコンで気の遠くなるような拷問作業に取り組んでいた。 試行錯誤を繰り返し、失敗したら別の方法、それにも失敗したらまた別の方法と、単純作業を繰り返していた。 何かの漫画でも読んだ通り、金にならない仕事ほど、楽しく熱中出来るものなのだ。 そして、遂にその作業を終わらせられそうになったその刹那、パソコンがバグって調子がおかしくなってしまった。 俺はパソコンを再起動させながら、「ああ、出鼻ってのは常に挫かれる為にだけ存在してるもんやねんな」と独り言を言い出したのだが、更にその次の瞬間にコードを足に引っ掛けドガシャーン!! 俺はベッドにつんのめる。 慌てて起き上がって机の方を振り向くと、俺のタワー型パソコンが頭から真っ逆様にフローリングの床に衝突していた。 パソコンを元の位置に戻して電源ボタンを推してみても、全く反応してくれない… まじで何これ… 今まで取り組み続けた拷問作業も水の泡。 やっぱり、出鼻というものはことごとく挫かれる為にだけ存在している。 俺は今までの人生でずっと、どんなに頑張って物事を達成させようとしても、必ず別の何かにグシャリと握り潰され、踏みにじられてきた人間だ。 本当に、俺は生まれた時から、天によって何かを達成できる権利、物事をスムーズに進める事が出来る権利を剥奪されているのだと思う。 本当に、俺は挫折しか味わった事のない挫折の申し子みたいな奴だからな。 俺ごときが人様と同じように物事を達成させようだなんて、事をスムーズに運ぼうなんておこがましいにも程があるってか?糞が!!!!! それで昨日、パソコンを修理に出す為に三ノ宮に行く事にしたのだが、パソコンの保証書が見つからなくて、結局5時間くらい探しまくった挙句にようやく見つけ、修理に出しに行ってきた。 帰りに、数ヶ月前にあの子と一緒に座った場所に行き、そこに腰掛けてみた。 実際に、あの子は前、今俺が座っている隣りに座ってたんだ、なんて事を考えながら。 無性に虚しくなってきた。 結局昨日も学校には行かなかった。 今日は午前11時過ぎに目が醒めた。 グズグズしているうちに時間は過ぎて、俺が学校に到着したのは4時限目が始まる直前だ。 4時限目は日本史の授業で、今日の日本史が後期になって俺が初めて受講した授業だという事になる。 授業の後は新しく出来た図書館で、初めてDVD観賞をしてから家に帰った。
|