リュカの日記

2007年10月06日(土)

今日は午前1時頃に目が醒めた。
メッセの子からメールが着ていた。
無菌室に移されたけど、主治医が「可哀想だから」と携帯をOKにしてくれたらしい。
とにかく無事で良かったと思う。

今日はずっと動画編集の方法を勉強したりしながら過ごした。

午後19時44分になり、メッセの子からメールが着た。
「親は俺の病状の本当の事を先生から聞いててとっくに知ってました」と。
俺は「病名も?」と。
メッセの子は「はい。親が俺に告知するって覚悟決めてくれてさっき医者から聞きました。悪い病気ですm(_ _)m難病っぽい」と。
俺は「何て病気ですか」と。
メッセの子は「原因も疾患もはっきりわかってないけれど骨髄の働きに異常が起きてるのは明らかで。今後も検査を続けていってはっきりさせていきましょうって。もしかしたら赤白血病かもしれないしもしかしたら骨髄移植が必要になるかもしれないしって。医者もまだ具体的にははっきりとした答え出せないって」と。
俺は「C君と同じ病気?」と。
C君も、子供の頃から何年も同じような名前の病気と戦ってきたと聞いていたから。
メッセの子は「Cは白血病です。俺は赤白血病。まだはっきりはわかってないんですけどね。可能性高いだろうって」と。
俺は「C君より悪いの?」と。
メッセの子は「俺もわからないです。リュカさんにお願いがあるんですけどいいですかm(_ _)m」と。
俺は「何でしょうか…」と返事を返した。
そこで一度メールが途切れた。
メッセの子は、入院してから事あるごとに、俺に「俺はもう死ぬんだ」「死にたくない死にたくない」と、自分の死の可能性を訴えてくる。
そんなメッセの子が俺にお願いって何だろう・・・
心臓がバクバクしてくる。
それにしても返事が遅い・・・、どんな長い決意を書き綴っているのだろう・・・
ヤバイヤバイヤバイ怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・;;
しばらく味わっていなかったような、切迫した焦燥感、不安感に襲われる・・・
28分間の音信不通の後、メッセの子から返事が着た。
「赤血病、赤白血病についてネットで調べて生存率はどうなのかとか。予後は悪い病気なのかとか。それをコピーしてメールで送ってくれませんか。どんな酷な内容だったとしてもねつ造しないでそのまま送ってほしいですm(_ _)m医者ははっきりした事教えてくれないし携帯はさっきからウェブできなくなってるし。お願いできますか」と。
俺は「そんなの、しちゃいけない事だから禁止されてるんだよね…。もし調べた結果が悪かったりしたらまじで○○(メッセの子の名前)どうなるか分からないじゃん…」と。
メッセの子は「リュカさんは調べようと思えば調べられるじゃないですか。お願いがいしますm(_ _)mどんな結果でも最悪の場合もちゃんと覚悟できてますからm(_ _)m」と。
俺は「俺の日記に毎日アクセスしてくれてるソフトバンク携帯って○○だったんだよね。さっきもアクセスしてきてたし。何でWeb出来ないとか嘘つくの?」と。
メッセの子は「メールもう一度よく読んでください。さっきから出来なくなったんです。親が帰ってしばらくしてそれでウェブ使って調べようとしたら既に使えなくなったんです」と。
俺は「調べるのが怖いです…。それに、それ調べたとしてもそれを俺が言うなんて事はしちゃいけない事だよね…」と。
メッセの子は「まじでお願いしますm(_ _)m我慢できません」と。
続けて、「俺に嘘ついたって言いましたよね?なんでそんな事言うんですか。お詫びに病気を調べて俺に教えてくださいよ」と。
俺は「いや、俺の日記にソフトバンク携帯からアクセスあったし。この前○○の弟が大怪我させられた時のやりとりで、ソフトバンク携帯が○○だって分かったから」と。
メッセの子は「だから言ってんじゃん!たしかにリュカさんの日記だってよく見てますよ。ウェブできなくなったのはさっきからだって!もう一度俺が送ったメール見てみてよ。俺を嘘つきよばわりしたお詫びとして今日中に俺に病気の事教えてください。絶対に!!!」と。
俺は本当にネットで調べてみる事にした。
しばらくすると、メッセの子から「返事くださいm(_ _)m」と催促メールが着た。
俺は「少しだけ調べてみたけど、症例が少ないのか殆ど見つかりませんでした。病名だけは載ってても、生存率まで見つからない。ただ、白血病の一種なんだろうな、とは…。でも、疑いがあるってだけで○○が本当にそうとは限らないよね」と。
事実、WikiやGoogleで探してもこの病気の生存率なんて引っかからない。
本当に少ない症例なのだと思う…
メッセの子は「本当に見つからなかったですか?まじで本当の事をお願いします。俺のみになって考えてくださいよ。まじで本当の事をお願いしますm(_ _)m」と。
俺は「本当だよ。『赤血病』『赤白血病』『赤血病 生存率』『赤白血病 生存率』で調べてみても出てこないです…。症例が少ない病名なのかもしれない。母親通して病名教えたのに、何で医者は具体的な事教えてくれないの?」と。
メッセの子は「どんな治療するかとかは聞きましたけど生存率については聞かされませんでした。まだ疾患がわからないからとか言って。だけど闘病生活が長くなるだろうって事は聞きました。リュカさんの言う事信じていいんですね?」と。
俺は「はいm(_ _)m」と。
メッセの子は「わかりました。ありがとうございますm(_ _)m強い言い方しちゃってすみませんでした」と。
俺は「いえ…。ちゃんと検査してもらって。医者のその言い方じゃ、まだ○○の状態がその白血病の仲間だとは限らない訳だしそれにもし万が一そうだとしても、C君はずっと生き続けてたんだからさ」と。
メッセの子は「はい(;_;)ただ親が病院から出たあとウェブで調べようとしてそれができなかったのもお母さんが俺が携帯を使って病気について調べちゃわないようにって俺のウェブ契約をストップしたのかなって…それ=俺には知られちゃマズい病気だからなのかなって思って…だからって親になんで突然ウェブ契約をストップしたんだよって問いつめて困らすような事はしたくなかったし(;_;)だからこれは俺が知っちゃマズい悪い病気なんだって思って…だからリュカさんが仮にこの病気は調べたけど別に大丈夫みたいだよって言ったとしてもそれ信じないでしょうね。真実を知ってるっぽい親があの対処だから」と。
俺は「でも、親は○○が医学に詳しい事知ってるはずだし。それなら病名も言わないんじゃ」と。
メッセの子は「親に医学知識がかなりあるっていうのは言った事ないしそこまで認識した事ないと思います。リュカさん本当にお願いがあるんですけどm(_ _)m」と。
俺は「何でしょう」と。
メッセの子は「2ちゃんねるの医学板みたいのあったら『赤血病について質問です』みたいにスレッドを立ててそれが赤血病の5年生存率とかどんな予後を送る事になるかとか。とりあえずこの二つを質問してほしいんですけどm(_ _)m申し訳ありませんどうかお願いしますm(_ _)m」と。
俺は「聞くのがまじで目茶苦茶怖い…;;。なんか、○○自分が死ぬみたいな感覚持ってるみたいだし…。白血病って死ぬ病気なの?病名はあるけど絶対に助からない病気って現代に存在するの?」と。
メッセの子は「この診断名=死を避けられないって病気はたくさんありますよ。だけど白血病は6割以上の患者が生存できるって聞いた事があります。その白血病の分類にもよりますけど。嫌なら今断ってください」と。
俺は「まじですか…。そんなの絶対嫌だよ;;」と。
メッセの子は「なんでもいいんでコピーしたの見せてくれませんか」と。
俺はWikiで拾ったこの記事をメッセの子の携帯に送った。

『[編集] 血の色
白血球は透明な細胞なので、白血球が増える白血病であっても血は白くはならない。また同様に、赤白血病も血がピンクになる訳ではない。一方、家族性リポ蛋白リパーゼ欠損症では血の中に脂肪が溜まり血が乳白色となるが、これは白血病とは呼ばない。』
Wikiで探しても、赤白血病独自の項目は無く、白血病の項目の『血の色』という部分にチラっと名前が出てくるだけだ。

メッセの子は「はい」と。
俺は「これで何か分かったの?」と。
メッセの子は「意図的に何か抜かしてませんか?」と。
俺は「抜かしてないよ。これじゃ分からないの?」と。
メッセの子は「病態が知りたい」と。
俺は「分からないです。医者に聞くしかないと思う」と。
メッセの子は「はい」と。
俺は「○○、G君が予告した事思い出して。生活は変わっちゃうけど、○○が頑張りさえすれば最悪な事にはならないから。絶対だよ」と。
メッセの子は「はい(;_;)」と。
俺は「突然自覚症状もなしにこんな状態になるなんて、医学的に見ても考えられない事だったよね。でもG君の予告通りにそうなった。今の○○の状態は医学とか常識とかを超越した事なんだよ。○○がまた回復する事だって、白血病どうこう関係なしに既に決定づけられてる事なんだよ」と。
メッセの子は「俺の体に限界がくる事をピッタリと当てたG君が俺はちゃんと帰ってくるって言ったんですもんね(;_;)これもピッタリ当たるに決まってますよね(;_;)」と。
俺は「今までのパターンから考えたらそうだよね。G君の結核だって、医学的な予想よりずっと早く回復したし。○○達の周りじゃそういう不思議が当たり前になってるんだから」と。
メッセの子は「はい(;_;)前みたいに戻れるんだよね(;_;)」と。
俺は「戻れるよ。これも今まであったような事の一つでしかないんだから」と。
メッセの子は「A君と一緒にご飯のメニュー考えて買い物行ったり(;_;)ご飯の感想言ったり兄ちゃんと服を買いに行ったり(;_;)弟と語り合うことがあったり(;_;)」と。
俺は「またそういう生活戻ってくるから。でも、こういう気持ちってここまで追い込まれないと持てないんだよね。今の状態を抜けたらまた喉元過ぎればで、全部めんどうに感じて放棄したくなったりね」と。
メッセの子は「生きる自身が沸いてきましたm(_ _)mありがとうございます」と言ってくれた。
俺は「うん。でも、○○自身もそれで安心しきって自棄になったり治療拒否したりしたらいけないよ。G君の言い方だと、○○自身も頑張らないとヤバくなっちゃうかもだから」と。
メッセの子は「G君が想定しただけの頑張りを俺がすればいいんですよね」と。
俺は「そうだね。頑張る事が条件に入ってるみたいだし」と。
メッセの子は「明日G君からもう一度よく話を聞こうと思います」と。
俺は「それがいいですm(_ _)m」と。
そこで一旦メッセが途切れた。


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