昨日の午後23時48分に目が醒めた。 寝起きから、昨日メガビで聞いた話が意識され、またまた気分が沈んでたまらなかった。 自分のパソコンが戻るまで、もうメガビは見ない事にするか。 知りたくないのに、知ろうと思えば知れてしまう。 聞きたくないのに、聞こうと思えば聞けてしまう。 見たくないのに、見ようと思えば見れてしまう。 こんな状況が、俺にはたまらなくプレッシャーだ… 本を読んだりニコニコ動画を観たりしながら昼まで過ごした。 昼になり、マクドナルドに行く。 そこで昼食を済ませ、その後、俺はビデオ屋巡りをした。 近所のビデオ屋が潰れてしまったので、どうせ遠くまで借りに行かなきゃならないのならと、色んなビデオ屋でカードを作ろう、と思ったのだ。 あるビデオ屋に入り、俺がビデオ棚を見ていると、いきなり横から割り込んできた奴がいた。 必然的に、俺は立ち位置を少し横にずらされる。 「何だこいつ…」と思い、俺はそいつの後頭部をジッと睨んだ。 そいつはチラッチラッとこちらを振り向き、「何じゃあ!」と俺に凄み掛かってきた。 てめえが悪い癖に逆ギレだ。チラッチラッとこちらに向かって振り向いてきたのも、己の自己中心的な振る舞いに対する自覚があるからこそ。 なのに逆ギレ。 俺はここでそいつに言い返すなり、あるいは無視をするなりするべきなのだ。 己が悪い分際で、逆ギレかます自己中野郎に屈しちゃいけない。 なのに俺は、ビビッて思わず「いーや?」と言った。 自分のヘタレ具合が、つくづく厭になってしまう… そいつは黒髪ツナギで一見すると25.6歳くらいの一般人。 しかし、凄んできた感じの態度が、如何にもこちらが弱いと踏まえた上での自信満々。 そいつは「自分はヤンキー歴10年以上の族上がりです!」みたいな感じで、凄み慣れてる感じで、俺はそいつの空気に呑まれてしまった。 ビデオ屋を出た後でも、恐れと悔しさから自分の顔が真っ赤になっているのが自分で分かった。 そして、今出た店とは別の、この前カードを作ったビデオ屋に行き、結局そこでビデオを借りた。 「青い春」と「スカイハイ」をレンタルしてきた。 家に帰って、映画「青い春」を観た。 くだらないけど観応えのある映画だった。 ビデオ屋の一件以来、ずっと悔しさと情けなさを感じ続けた。 俺はこの歳になって尚、自分の暴力に対する弱さに強いコンプレックスを持ち続けているのか… 繰り返し繰り返し、そいつをぶちのめす妄想に浸ってしまう。 軽薄で、思想の伴わない暴力に対する憧れが甦ってきたり。 また、自分はくだらない人間になりかけてるな。 みみっちすぎて、消えてしまいたくなる… 現在午後22時06分。
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