俺は「辛いです;;」と言った。 メッセの子は「はい」と言った。 続けて、「警察だけはやめてください。表面的だけじゃなく俺達に始まろうとしてる幸せもが全部崩れますからね」と言った。 俺は「はい;;」と言った。 メッセの子は「せっかく幸せが始まったんですから」と言った。 俺は「まじ他力本願で申し訳ないけど、弟やE君に吐き出せないの?」と言った。 本当に、最後の悪あがきみたいな気持ちだった。 メッセの子に対して「タイプの少年」という概念を持たない弟君やE君に、メッセの子の受けた被害を知る役目を任せられたらどれだけ救われるだろうか、と。 メッセの子は「性被害のあの子達に言ったらショックが一番大きく感じちゃう子達だし・・・それこそ悲しみしか襲ってこない」と言った。 俺は「はい・・・・・・・・・・・・」と言った。 メッセの子は「みんな心に深すぎる傷を持ってます(:_;)日常はとても無邪気で楽しそうにしてるけど心の奥底は本当につらすぎるトラウマがあるんですよ」と言った。 俺は「はい・・・・・・・・・」と言った。 どうやら、俺が読むしか無いようだ・・・ そういえば、結局昨日はメガビを覗かなかった。 俺に対する罵詈雑言レスが沢山付けられている事だろう。 明日、学校から帰ったら、まず最初にメガビを覗いてムカつきを蓄える事にする。それに乗じてメッセの子のメールを読めば、受けるショックも少しはあやふやに出来るかもしれない。 欝防止対策のドリップコーヒーも用意して・・・ 現在午前1時02分。 メッセの子は30分ほど前に落ちてしまった。それが少し安心だ。 俺もそろそろ眠る事にする。 19時過ぎにビデオだけ返してそのまま眠るつもりだったのに、結局6時間近くオーバーしてしまったな。
眠れなくてボーっとしていた。 しばらくすると、性的な欲求不満が沸いてきた。 俺の持つ性癖は、「『タイプの男の子が性的に苦しめられて深く傷つけられる様』にこそ強い興奮が沸き上がる」といった糞が付くほど下衆いもの。 例の獣姦させられた男の子についてだって。 俺は、その獣姦させられた男の子より酷い目に遭わされた少年の話を他に知らない。だから、ショックでショックでたまらなかった。 しかし、俺がその話を日常的に忘れられずに居るというのは、俺自身がその話に強く萌えてしまっているからだ、というところが非常に大きい。 性欲処理をする時も、その獣姦させられた男の子を浮かべる事がほぼ全てだ。それが俺の性癖だ。 さっきまでの「どうしようもない気持ち」はどこへやら。 今の状態でメッセの子のメールを読めば、確実にショックよりも性的興奮が上回るだろう事は明らかだ。 今の俺なら、興奮混じりにさしてショックも感じずにすんなり読む事が出来そうだ。それで達成されるんだ。 でも、俺は「もしもメールを読むとしても、読むのは明日だ」と決めたので、今は読まない。 現在午前2時24分。 陰鬱な感覚と強いショック、それらの苦しみだけが俺をまともな人間で居させてくれる。 もう嫌だ。
ドラゴンボールのピッコロになった夢を見た。 Z戦士を引退し西の都に住んでいたのだが、俺がベジータのパソコンを壊してしまったとかで、俺は怒り狂うベジータから逃げ回っていた。 今日は午後17時過ぎに目が醒めた。 眠りすぎて、結局今日は学校に行く事が出来なかった。 1月15日までに返却しなければならな本が2冊あるので、少ししたら学校の図書館に向かおうと思う。 今日は、メッセの子のメールを読まなければならない。 寝起きで昨日ほどの実感が沸かないが、それでも少し気が重い。 現在午後17時25分。
グズグズしているうちに、午後18時過ぎになってしまった。 学校の図書館の閉館時間が午後18時30分。 間に合わない。 しかし、俺は寝起きの気分直しも含めて、学校に向かう事にした。 今日は、メッセの子が精神病院で受けた行為について詳細に綴られたメールを読まなければならないのだ・・・ 月曜に買ったジャンプをまだ読んでいなかったので、ジャンプを読みながら学校へ向かった。 学校に到着したのが、午後19時頃だったと思う。 当然図書館は閉まっていたけど、外に返却ボックスがあったので、借りていた美術の本2冊はその返却ボックスに入れた。 それから学校を後にし、地元に帰ってきた俺は、地元のスターバックスでジャンプを読みながらコーヒーを飲んだ。 その時、メッセの子からメールが着た。 「明日Cの兄ちゃんと会う約束をしました」と。 俺は「はい」と答えた。 メッセの子は「まだ精子の事は話してません」と言った。 俺は「はい」と答えた。 メッセの子は「メールみたんですか」と言った。 俺は「今日見ようと思ってます。今気分落ち着かすためスターバックスで漫画読みながらコーヒー飲んでる。飲み終わったら家に帰ってメガビみて、リュカ叩きの書き込みみてムカつきを蓄えるつもりです。それでムカつきに気分紛れさせながらメールを読めば、少しはショックを紛れさせられるかなと。ビッグサイズのコーヒー頼んだから飲み終わるのに一時間くらいかかります」と言った。 メッセの子は「送っておいてなんですけど見ないほうがいいと思うんですけど」と言った。 俺は「考えます」と言った。 メッセの子は「はい」と言った。 途中で、俺の隣の席に30代くらいの外人男と、20代中頃くらいの日本人女と、16歳くらいの日本人少年の計3人がやってきた。 その中の16歳くらいの少年が、俺が中学時代に好きだった男の子の弟にそっくりだった。可愛いとか美少年という感じではなかったけれど、顔の癖みたいなものや雰囲気がそっくりで。 劣化した○○ちゃん(俺が好きだった子の弟のあだ名)、といった感じだ。 すると、20代中頃くらいの女が、その少年に向かって「○○ちゃん」と言った。その子と同じあだ名だ。 もしかしたら、本人かもしれない。 普通の16歳くらいの高校生に見えるが、もしそうだとしたら22歳。俺と2つしか違わない事になる。 俺は今まで、メッセの子との会話の中で、たまにその子の事も話題に出す事があったので、その後はメッセの子と俺の隣に居る3人組について話してた。 その3人組は、俺より先に店を出た。 それから数十分して、ジャンプを読み終え、コーヒーも飲み終えたので、俺は家に帰る事にした。 自分の足取りが凄く重くなっていた。 家に帰ってから、母親が朝作った弁当を食べた。 その後コーヒーを沸かした。 コーヒーを入れる時、自分の手が震えている事に気が付いた。 落ち着かない。 脚もガクガク震えてる。 メッセの子が「見ないほうがいいです」と念を押すほどの内容なのだ・・・ プレッシャーがかかり過ぎて下痢を起こした。 少しだけ、欲求不満も感じてる。 今日記を書いているけど、指が震えて打ちにくい・・・ ここ数ヶ月は、メッセの子やその周りの子が被害を受けても、その被害行為内容の詳細を、俺には聞かせないようにしてくれていたのに。 現在午後23時34分。 これからメガビを覗きに行き、ムカつきを蓄える事にする。 その後、メッセの子が昨日送ったメールを読む事にする。 読んでも、その内容はここには書かない。 今凄く恐ろしい・・・・・・ 心臓がバクバク鳴って落ち着かない。 息もゼェゼェ切れて苦しい。
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