リュカの日記

2006年10月18日(水)

メッセの子からメールが着ていた。
「あいつ意識がなくなったんですって。最後は精神ぶっこわれてたって。両耳の鼓膜は破れてたって」
俺が「それは店の人から聞いたの?」と質問すると、「そうです。どうやら自分で両耳を串で刺して鼓膜を破ったみたいなんですよ」
俺が「死んだの?」と質問すると、「意識がなくなっただけです。でも意識がなくなる前までかなりのせん妄状態になってたって」との事だった。
今までのセオリーで行くと、多分そいつも死ぬんだろうな。

映画「パール・ハーバー」を観た。
以前に観た事のある映画だった。
主人公で戦闘機乗りのベン・アフレックは、ドイツ軍との戦闘で海に墜落してしまう。ベン・アフレックは死んだものと思われた。
それから3年が経ち、ベン・アフレックの幼馴染と恋人が結ばれてしまう。
そこに「今まで連絡出来なかったけど、俺は生きているぞ」と、ベン・アフレックからの便りが届く。
帰国してきたベン・アフレックは、恋人が幼馴染に取られてしまっていた事実を知る。
ベン・アフレックが恋人に「死ねばよかった。俺は海を漂いながら神様に『君にもう一度だけ逢えるなら、今後の人生で他に何も望みません』と祈ってた。願いは叶ったけど・・」と言う。
その台詞や状況に、かなり共感できたような気がする。
頭も心もグチャグチャになるんだろうな。
そして、その後ベン・アフレックは「願い通りに俺は消えるよ」と言っていた。
「もしもタイプの男の子に好意を持ってもらえたらな。それ以上の事は何も望めない」という俺の願いは叶ったけれど、その男の子は汚い奴に汚されていて。

昨日からの徹夜明け。
色々とモヤモヤに包まれているような状態で、息が詰まってしょうがなかった。ストレスだ。
しかし、それらの原因を追求したり、頭の中で処理をしたりも面倒なので、ただ漠然とそれらのモヤモヤを身に受け続けているにまかせてた。
無性に泣き出したいような気持ちになった。
自分が何に対して圧迫感を感じているのか、考えたところでどうにもならない事だからと今回も放棄し突き止める事をしなかったけど、多分色々悲しいんだろうな、と捉えておいた。
今日がビデオの返却日なので、続けて映画「バタフライ・エフェクト」を観た。
主人公の青年は、幼少期から度々意識を失って、その間の記憶が飛んでしまう。記憶に空白が出来るのだ。
この主人公は不思議な力を持っていて、青年になった後、それら過去の空白期間に今現在の自分の魂をタイムスリップさせ、陰惨な未来(つまり現在)の変化を試みる。
エンディング曲がとても良かった。
どこかで聴いた事のある曲だ。多分、CMか何かで聴いたんだろうな。
ホモ野郎が出てきたり、ロリショタ親父が出てきたりで暗い感じの内容だったけど、ハッピーエンドで良い映画だったと思う。

今日の授業は2時限目から5時限目まで。
2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「西洋史概説」
ノートの取りにくい授業だった。
3時限目の授業は「日本史特講」
こちらもノートの取りにくい授業だった。
授業中、昨年まで図書館で事務仕事をしていた人を教室内で見かけた。
他の生徒と同じようにプリントを取っていたし、教員ではなく生徒だったんだろうな。
4時限目の授業は「GIS演習」
パソコンを使う授業だけど、訳が分からなくなってしまった。
パソコン関連の知識なら、俺の場合テキスト形式でレクチャーしてもらわないと殆ど頭に入らない。
5時限目は「フランス語」
この授業は半分くらいはついていけた気がする。
学校に居る間、少しだけメッセの子とやり取りしていた。
「C君の兄からバイクをもらえる事になりました」との事だった。
俺が「○○(メッセの子の名前)は体が小さいのに、バイクなんて大丈夫なの?」と質問すると、「サイズが小さめのバイクだから大丈夫です。リュカさんが持ってるバイクと同じ車種ですよ。ストリートマジックの110ccのやつです」と言われた。
俺が持っているのはストリートマジックの50ccだ。つまり、俺のは原付だけど、メッセの子がもらうバイクは110ccだから原付ではなく単車だ、という事になるのかな。
確か、メッセの子は既に原付を1台持っていたはずだが。
メッセの子に猥褻した直後に死亡した、バイト先の男の先輩にもらった原付(最近メッセの子を陵辱し、弟君にボコされ発狂した奴は、その先輩が働いていた店のマネージャーだ)。
俺が「昔あいつにもらった原付はどうするの?」と質問すると、メッセの子は「あれとっくの前に遠くに放置しましたよ。遺品なんて嫌だし」と返答してきた。俺は「そうだったんだ」と返事を返した。
そいつがメッセの子にした事を思えば、こんな事を感じてしまうのはとても不謹慎になってしまうが、何だかその原付がとても可哀相に感じてしまった。
どこも悪くなってないのに、ちゃんと機能するのに、乗ってもらう為に生まれてきたのに。
それなのに、そんな風に無責任に「要らないゴミ」みたいに捨てられてしまった原付の事を思うと、胸が痛んで悲しくなった・・
最低野郎の持ち物でさえなければな。
可哀相でしょうがなくなる・・
自分にとって人の命は軽いのに、何故だか昔から『物』には素直に同情できる。我ながらアホみたいだが。
どれだけ苦しい時だろうが、テーブルをひっくり返したり食器を投げつけ壊したり、そんな風に物に八つ当たったりする事は今まで一度も無かったな(壁ならあるが)。
今日がビデオの返却日なので、学校から帰った後、ビデオ屋に行き返却してきた。
現在午後21時12分。
眠くて頭がボケボケだ。


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