リュカの日記

2005年12月09日(金)

クリスマスソングの編集をしていた。
神聖な空気や、夢を感じるようなワクワクとした気持ちを歌っているものが多いと思う。
かつての自分のように、色々なものに慈しみを持ち、新鮮に感じ、夢を感じられている様を伺うと、どうしてもストレスを感じてしまう。
自分はもう、そんな風に感じる事は許されていないのだ。
納得できない。感じようとしても、自分で阻む。
もう、色々なものを良く感じる事なんて出来ないのだ。
それらに夢を感じる事も。
自分で阻む。阻まなくてはならなく感じる。阻まない事を自分自身に認めない。だから、そういう歌を聴いてて、嫌になる。

俺が1.2回生の頃は、学校の授業で美術館見学が多かった。
半分以上サボってしまっているのだけれど。
ずいぶんと昔の事に感じられる。
大学生活という、今現在と同じ区切りの中の出来事だとは、とうてい感じる事が出来ない。
自分自身の思い出を噛み締める事が無くなって、どんどん記憶を実感出来なくなっていく。

今日は午後17時半頃に目が醒めた。
4回生になってからは、金曜の授業は取らなくなったので、今日は休みだ。
12時間以上眠っていたような気がする。
寝起きからしばらく、周囲が静かで良い感じだった。
日記でもまとめようかな、と意識し出した途端、いきなり周囲が揃って動き出し、騒がしくなった。
法則を発見したような気がする。
日課にしている日記など、自分が神経を使うような事を意識し出すと、それを周囲が無意識的に察知して、何らかの行動を開始させるきっかけとなる。
例えば、刀を持った侍同士が対峙して睨み合い、枯葉や雨の滴が地に落ちた瞬間に斬り合い始める。
俺はその枯葉や滴だ。

単調な編集作業を繰り返しながら、またボーっと放心していた。
今まで見聞きしたような事が、どういう風にやりきれないのかとか、どういう風に無念なのかとか、どこがどんな風に不条理なのかとかを、心の中で反芻していた。
ここには吐き出し切れないくらい、色々な事を考え痛感していたと思う。
考えた事をいちいち吐き出すのも面倒になってきた。


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リュカ

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