リュカの日記

2004年11月28日(日)

同じ絵を違う描き方で描いた。
アニメーション保存したのに、バグか何かでちゃんと再生できなくて残念だ。



タイプの子が危ない時、今の俺はそこまで助けたいと感じるだろうか。
もう、以前のように助けられなかった場合の少年が想像できない、という事はなくなった。
想像し得ない事っていうのは、良し悪しは別にしても俺にとっては凄く大きな意味を持っていたわけで、想像できてしまう事に対してはどこか冷めた気分になってしまう。
酷い目に合わされる少年、というのは俺の中では想像できない事だった。
少年が酷い目に合わされるというのは俺にとっては凄く大きな事だった。
凄く大きいから、何に代えてもそれを避けたいと感じていた。
今の俺にとって、それは想像し得るものだ。
想像し得ないものを守りきった時に感じられるであろう未知のもの、という感覚は、少年に対してはもう感じる事はできない。
今、目の届く範囲に助けを必要とする少年が居たとしても、何だかスルーしてしまいそうで・・
俺にとっての想像し得ない事っていうのは、出来事じゃなく、それが降りかかる対象だ。
タイプの少年以外だったら、どんな事でも「想像し得ない事」というのは存在しない。存在しないから、それ以外の人間がどんな目に合わされても、大した関心も、受ける衝撃も極端に薄い。
俺が以前MXで何となく相手のファイルにキューを入れていたもので、落ちているとは知らなかったのだが、昨日弟がそれを見たらしく「勝手にこんなもの落として、もう二度と見たくない。トラウマなりそう・・」と言って怒っていた。
その日本人の人質がイラク人か何かに首を切り落とされる動画ファイルを俺も見てみる事にした。
タイプでも何でもない大人がされているせいか、あまり何も感じなかった。
欝になる事もなかった。
以前の俺なら、もしそれも切られているのがタイプの少年だったら、俺は凄い衝撃を受けたと思う。
「酷すぎる・・」とか「ありえない・・・」とかそういう感じで欝になったりもするだろう。
どこか萌えてしまったりもあるかもしれないけど・・、それ以前に自分が衝撃を受ける事が分かっているから見ようともしないだろう。
それがタイプの少年だから、落とす事自体凄く不謹慎な事に感じたり。
でも、少年に対する「ありえない」という感覚が無くなってきた。
これは、大きいままじゃないといけなかったのだと思う。倫理的にも。
絶対的だと感じていた対象から感じる事ができる、善い意味での衝撃を強く望んでいたところがある。
少年の綺麗さ自体は、俺の感覚がどう変わっていったところで変わりようのないものだけど、その綺麗なものを見て何かを感じ取る俺の感覚の方が変わってしまったので、以前のようにその綺麗さや凄いものを感じ取る事はできなかくなった。それが嫌だ。
結局は、ただの刺激の問題なのかな。
タイプの少年に関する事なら、どんなささいな事でも人一倍敏感だったと思う。他の誰がどの人間に対してどう感じるか、よりずっと強い自信もあった。
その刺激がどういうものなのかを自分で判断して、少年を傷つけない方向に、自分はそう感じているんだと思い込む。正しいと思えた。
その刺激が薄れてる。

タイプの子にそういう可能性がある事は暗い事だ。
俺自身に少年との可能性が出る事も暗い事だ。
拒否されないのも暗い事だ。
悪戯された少年が不道徳に甘んじているのはさらにその何倍も暗い事だ。
悪戯された少年に甘く思われたくない。認められるのも求められるのも暗い事に思えるからだ。
タイプの子が、俺から見たそういう暗さに居るのが嫌だ。

今日は午後4時半頃に目が覚めた。
魔が差したのもあり、薄れてきた事で甘く見てた部分もありで、googleでショタを検索した。
少年にまつわる体験談を投稿するサイトに行き着いた。
ショタコンじゃない23歳の男が、電車の中で痴漢されてる中学生くらいの美少年を見て、その少年に関わっていくという話を読んだ。
俺からして、興奮する話でもあった。
その男は、少年が痴漢されているのを助けずに見ている。
男には興味がなかったけど、その少年に対しては興奮したからだと言う。
痴漢があまりに酷くするので少年は悲鳴を上げて気絶する。
痴漢は逃げ出した。
23歳の男が少年を抱きかかえて駅員のところに連れて行く。
そこで駅員から少年に着せるシャツをもらい、目を覚ました少年と喫茶店に行く。
少年は「自分はゲイで、痴漢されるのを待っていた。恋人を探している」みたいな事を男に言う。
男が「そんな危ないことは止めろ」と言うと「もっと酷い目に合わされた事があるから」と言う。
どんな目に合わされた事があるのかを男がしつこく聞く。
この時点で、男はその少年に興奮するようになっている。
少年が携帯でサイトを見せる。自分の体験談を書いたらしい。
23歳の男が投稿したのと同じサイトで、海外留学した時に外人の男にレイプされ続けた話が載っていた。それが原因でゲイになったらしい。
さらに、その外人は自分が少年をレイプしている様子を何枚も写真に撮り、それを日本の少年の実家に送る。
男は「そんなのは犬に噛まれたようなもので、それでも君は綺麗だ。汚れてない」という。さらに「そういう目に合わされた事で変わってしまった自分を受け入れている君は強い」とも言う。「君が探している恋人って、俺なんかでもいいの?」みたいな事も言う。
少年は喜ぶ。
男が「実は、さっき助けようと思えば助けられたのだけど、俺は助けたかったんじゃなくて君がされているのを見ていたかった」と言う。
少年は一瞬悲しそうな顔をしながらも、今日は暇だから男の家に遊びに行きたいと言う。
男が「家族にちゃんと言ってからにしろよ」と言う。少年が家に電話して、家族が男を家に招待したがっているという事になった。
少年の妹が「兄貴は小さい頃から綺麗で、昔からよく男にからかわれてた」と言う。
男が「こんな事があって、辛かったね」と妹に言うと、「ううん、おもろいよ。兄貴がこんなハズイ目に合わされたなんてさ」と言う。妹は面白がって、友達に少年がレイプされてる写真を見せたりもしているそうだ。
男は「これは家族の問題だから、自分が怒る事じゃない」と考えて黙っている。
父親が「息子をどうかよろしくお願いします」と言う。
少年の家族は、少年がどういうつもりでその男を家に連れてきたのか、全て理解した上でそんな事を言う。
少年の家を出て、男と少年が男の車に乗り込む。
男の家に向かう途中で「俺は君を犯す事になるけど、決して君の心を踏み荒らすような事はしない」と言う。
少年が「・・・うん」と返事をする。「○○さんだったら嫌じゃないから」とも言った。
そして男の家に着き、男は少年に触ったりする。少年もまんざらでもないようで、それを受け入れて楽しんでいる。
文章の終わりで、そのサイトに投稿した男が「皆さんにも素敵な出会いがある事を願ってます」みたいに書いていた。
全部ノンフィクションだ。
まるで「良い話」であるかのようだ。
それを良い話であると捉える全てが嫌に感じた。
気分が重い・・・
そんな目に合わされたのに、男の性欲を受け入れようとする少年が嫌だ。
どんな過去があっても、合意ならそういう事をするのも正しいんだと思わせるような雰囲気が嫌だ。
家族も、少年がそういう意思を持った男に連れられていくのを「息子が望んでる事だから」みたいに認めているのが嫌だ。
自分を助けず、興奮したいためにずっとその光景を眺めていたという男の気持ちを少年が認めているのも嫌だった。
少年が自分が悪戯されてきた事を受け入れている事も、「そんなの関係ない」みたいに言って、自分も同じ事を少年にしようとする男も、それを喜ぶ少年も全部が嫌に感じた。
じゃあ、少年がそれが原因で望むようになってるのに、俺ならどうすればいいんだろう。だからって、少年が女を求めるようになるのも嫌だし。原因が原因なのに男を求めるようになった少年はもっと嫌だし。
どうすればいいんだろう、と考えていて何か自然に泣けてきた。
俺はそういうのは絶対に受け入れたくない。受け入れるのが正しいとされるのも絶対に嫌だ。
これを読んでいて、もう少年と恋愛したいという気持ちはなくなった。
この話に、俺が納得できるような事は一つもなかった。
少年に対する後ろめたさも、少年がそれを認める事で余計に強くなる。
俺が最低に思ったり後ろめたく感じたりするような感情を、少年が受け入れたりするのは見たくない。悪戯されたような子ならなおさらだ。
何か、やり場のない気持ちに取り憑かれる・・・・・・
自分が何を望むのか分からない。
少年に対して納得できるような事も、望めるような事もなくなって、もう嫌な事しか感じられなくなってしまったのかもしれない。
求める気持ちと保護欲が、以前みたいに自分の中に同居させる事が出来なくなった。
それらを嫌に感じる事も、あの子に言わせれば「好きな相手にだったら誰でも感じる普通の気持ち」

グダーっとなって色々考えているうちにあの子が頭に浮かんできた。白昼夢みたいな感じで。
「好きな人が出来たので、その人と付き合う事にしました」と言ってきた。
悪戯された少年だとしても、その子が男を求めるんなら俺に止める権利はないんだろうな、と思った。
俺が権利を持っているのは、悪戯された上での少年を、喜んだり受け入れたりする奴の1人にならない事だけだろう。
それから、俺はあの子に「もう2度と姿を見せないでくれ」みたいな事を言った。
そこで覚めた。
何だか寂しい感じもしたけど、あの子の事を考えると「どうにもならない」という気持ちが募るだけでプラスになる事なんて1つもない。


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