一緒にゲームをしてる子に会いに東京へ行く夢を見た。 かなり近未来的な感じで、現実には存在しないような建物が建ち並んでいた。 フリーター村みたいなところがあり、そこでその子と遭遇した。 全然イメージと違った感じがした。 その村は、上海の下町みたいな感じで、広い一本道になっており、両脇に色々な店が並んでいる感じだった。 どの店の前にも洗濯物が干されている。 さらにその一本道を進んでいくと、巨大なホールになっているようだ。 洗濯物の裏に若者がたむろしていた。 その若者たちは喫茶店のウェイターやレストランのコックの格好をしていた。 どうやら、休憩時間に色々な店のフリーターが集まってくる場所らしい。 その子の家に遊びに行く事になった。 高級ホテルのかなり高いところにある部屋なのに、中はかなりボロいアパートみたいな感じがした。 部屋の中に、その子が年をとった感じの大人がもう一人いた。 旧式の黒い電話が置いてあり、電話でピザを注文した。 外に出ると国道の高架下で鎧を着たギャングと風船をつけたギャングが争っていた。 帰るとき、見晴らしのいいコンクリートでできた人口の丘にのぼると、上ってきた方角には都会的な街が建ち並んでいるのに、頂上の方角は崖になっており、下には海があった。 海からは、眺めてる方向に向かって、出口が見えないくらい長い空洞になっている筒状の巨大なオブジェがそびえ立っており、「さすが東京だな」と感心した。
今日は午前10時前に目が覚めた。 目覚めてから色々考えていると、学校へ行く時間になった。 自分の中で全然納得できないことがあり、それどころじゃないと思い学校へは行かなかった。 考えているうちに眠ってしまい、午後3時頃になって目が覚めた。 とりあえずゲームにINして、仲間と一緒に横撃ちしまくった。 ゲームをしながら色々考えた。 俺が好きな感じの子の存在が絶対で、その子の言葉が俺の中ではすごい意味を持つという感覚が薄くなっている。 今までの人生で、そこまで大切だと思えるものは他に何もなかった。 だから、それが無くなってしまうということは、人生の中で価値を見出せるものが消えてしまうという事だ。 そういう子が自分にとってすごいものだという感情を失いたくないと思う。 自分にとって唯一絶対的に信じられるものだ。 前のようにこういう感情を持ったまま、ゲームの子に救われていたら、と考えた。 それは自分にとって最高のものだったし、すごい満たされただろうなと思う。 でも、その子がされた事が自分にとって一番許せない事だったので、その子が自分にとっての支えになり得なくなってしまった。 自分にとって、最高の条件がそろって欝から開放された時「支えられてるとすごい安心できて、人生の見え方が全然違ってくるんだな」と実感した。 それまでは、よくテレビとかで「周りに支えられて、すごく救われました」といった言葉をよく聞いていたが俺には全然実感のないものだった。 しかし、自分にとって最大の人の言葉で、悩んでる事や苦しんでる事から開放されたいと、どこかでずっと思っていた。 それが叶って「支えってこういう事なんだな」と思い、とても気分が楽になれた。 でも、自分にとって一番嫌だと感じてる事があって、それで納得できないようになってしまった。 もし、その子がそういう目に合ってなかったら、それでそういう子の存在が自分の中で薄くなってなかったら、本当に最高だったろうな。 もう、そういう幸福感得られる事はないんだなと思うと残念でしょうがない。 自分にとって絶対的な言葉で癒してくれると思える存在もなくなってしまって、希望がなくなった感じがする。 テレビとかで「支えられて」とかよく聞くのに、自分はそういうのとは縁遠いようになってるんだなと感じた。 それとも、人生は何十年も続いていくのに、20年そこら生きたくらいで救われようってのが甘い考えなんだろうか。自分にとって絶対あってはならない事が起こっていた。 それに対する感情は薄くなってしまったが、それで幸福感を得られたかもしれないのが駄目になってしまったし、感情が薄くなってしまうとそういう風に感じられるチャンスもなくなってしまうし、本当に悔やんでも悔やみきれない・・ なんか、相手の事とか全然考えれてないな。 そんな事を考えながら横撃ちを繰り返している間にレベルが上がった。 俺達に横撃ちされているPTの一人から内緒が入った。 「俺○○、今××の垢使ってINしてる」と言われた。 かつて同じギルドだった人だ。 「俺今日でこのゲーム辞めるから、メイス狩っても何もでんし、このゲームありえへん」 それから色々話をした。 その人は大学を出た後でフリーターになったそうだ。 一緒にゲームをしてるリアルの友達もフリーターをしているらしい。 俺も高校辞めた後少しだけフリーターをしていたけど、大学出てからフリーターになる人間はいないと思っていたので「大学卒業してからフリーターする奴って多いん?」と聞いてみた。 「多くはないけど、結構いるらしいで」 それを聞いて「俺も大学卒業したらフリーターしようかな」と言うと「その方が遊べるし楽しいだろうな。○○(地名)に来いよ、遊ぼうぜ」と返って来た。 その人も俺と同じ神戸の人間で、以前何度かリアルの話をしたりした。 俺がバイトしていた店の事も知っているようだ。 「いつかね」と返事をした。 俺が「ちょっとROM入る」と言うと「じゃあ、これでさよならだ。またな〜」と返って来たので、これでもう会えないかもしれないと思いすぐにゲームに戻り一緒に恐竜を狩った。 1時間ほど一緒に恐竜を狩っていて、「じゃあ、これで落ちるわ。またどこかで!」と言われたので「おつかれさまでした〜」と挨拶をした。 昔一緒に俺がマスターをやっていたギルドを立ち上げた仲間なので、とても懐かしい感じがした。
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