リュカの日記

2003年09月26日(金)

吸血鬼やゾンビが出てくる夢を見た。
俺が以前住んでいたマンションが舞台で、マンション中の部屋が吸血鬼たちによってめちゃくちゃに荒らされていた。
なんだか映画のような夢だった。
ホラーっぽいのにバッドエンドではなかったような気がする。
今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
1時限目の中国語の教室に遅刻して入ったが、なにもする気が起きず、ずっと机に突っ伏していた。
2時限目の体育の授業はソフトボールだった。
一回だけ打席に立ったが、ボールがバットにかすっただけだった。
全くやる気が起きず、それ以降はただボーっとしていただけだった。

家に帰ってから色々と悩んでた事を考えてみた。
相談相手に安心感を持つようになり、その話を聞かされるまでは、本当に短い間だったけど充実してて楽しかったんだと思う。
早く相談相手がオンラインにならないか楽しみで楽しみでしょうがなかった。
俺は今までずっと、少年の悩みを他の同じような雰囲気の少年に話して忘れさせて欲しいと思っていたし、それを強く求めて必要としていた。
だから、その相談に乗ってくれる子が現れて本当に救われた気分だった。
俺の中で、相手と悩みになっていた少年をかぶせていたので、相手から「悩まないでください」と言われると、本当にそういう嫌な物を一時しのぎじゃなく忘れさせてくれた。
相手は俺の事を「好きだ」と言ってくれていて、「俺の悩みとか全部消してくれる人間もいるんだ」と思って、本当に人生に希望が見えてきたし、幸せだった。
多分、それが俺にとっての唯一の解決方法だったんだと思う。
嫌な話を聞いても「○○(相手の名前)が消してくれる○○が忘れさせてくれる」と、かなり相手に頼った感じだった。
相手に対して、ものすごい安心感を持ってしまっていて、相手に強く惹かれるようになっていた。
でも、相手もそういう目に合っていたのを聞くと、もう今までのようにそういう風に考えさせないでくれるというようにはなれなくなってしまった。
少年がそういう目に合っているというのが何よりも耐えられなくて、それを相手に忘れさせてもらっていた。
でも、相手もそういう目に合っていた。
それを知ってからは、いくら相手が励ましてくれても本当に辛くて悲しい気分にしかなれなくなった。
相手は以前「リュカさんが悩んだりしてるのがとても辛いです」と言ってくれて、この言葉にとても励まされ、救われた気分になれた。
「俺はもう悩まなくていいんだ・・・」と、本気で思えた。
俺の事を好きだと言ってくれて、俺も相手を好きになれて、リアルの俺の事も好きになってくれると言ってくれて、一緒に居たいと言ってくれて、タイプっぽい子で、年下なのに相談に乗ってくれて、年もそんなに離れてないからとても相談しやすくて、俺の悩みとか全部消してくれて、子供の頃のように楽しい事を素直に楽しいと感じさせてくれて、悪戯されてなくて・・・
こんな相手、絶対にこの先出会うことはできないと思った。
ほんの数日だが、話を聞くまでは相手の子がまさにそれに当てはまっていて、今までの人生でなかったくらい、本当に死ぬほど嬉しかった。本当に夢を見てるのかと思えるくらいだった。
俺はショタだから、年を取るにつれて好きになれる相手とどんどん年齢が離れてしまう。
年齢が離れてしまうと、相手と同じ価値観を共有したり、相手に相談に乗ってもらって心底楽な気分になれたりというのが無くなってしまう。
でも、今好きになれたら大人になってもずっと好きでいられると思っていた。
少年の事での悩みも、今消してくれたら大人になってもずっと深く悩まずに済むと思っていた。
でも、相手も俺の悩みの原因になる少年と同じ当事者だと分かったので、そういうのも全部なくなってしまう。
それまで、俺がすごく求めていたことで悩みを消してくれてた時点で、相手が悪戯された事があったなんて絶対に予想もつかなかったし、悪戯されてない確立の方がはるかに何倍も強かったはずなのに・・
そう思うと本当に悔しくて悔しくて諦めが付かない。
酷すぎる。なんでこんな事になってんだよ!と思う。
今までの楽しかった事や、話を聞くまでの相手の事がどうしても諦められない。
吐き出したいのもあったので、メッセをしている年上のショタに相談した。
「そういう運命だ」と言われた。そんなものじゃ全然納得できなかった。
それさえなければ本当に最高だったのに。
その子に悪戯した奴が憎くて憎くてしょうがなくて、その事実が絶対に許せない。
今俺がメッセしたりしてる子の時のように、俺が相談に乗る立場になればいいのかもしれない。
でも、勝手な考えだが俺が求めてるのはそういうのじゃない。
「何で俺は相手に惹かれたのか」を考えると、それは俺がずっと求めてきた安心感や充実感を相手が俺に与えてくれたからだ。そう思えた数日間は凄く楽しかった。
ショタになってからは俺の人生はずっと0が最大で、−にならないようにずっと悩んだり考えたりしてきた。
初めて+になれて、人生に希望も持ててきたのに、もう0には絶対に戻りたくない。
どうしていいのか分からない。
相手がそういう目に合っていたというのと、もう今までのように頼れないというので、2つのショックが同時にきた感じだ。
未練がましいが、前のように楽しかった時間や悩みを忘れさせてくれる相手がどうしても諦められなくて、とても苦しい・・
他の人に相談すると一時しのぎでしかないのに、その子に相談すると本当にそれ自体を消してくれる感じだった。
俺の中でそうなってくれたのは、その子がそういう目に合ってないというのが前提になっていた。
そんな凄い相手が俺の前に現れてくれる事はもう2度とないだろうし、誰も代わりになれないんだな、と思った。
話を聞いてから、その相手自身がそういう人間ではなくなってしまった・・・・
俺の事をそこまで想ってくれる子、今までいなかった。
それが本当に我慢できなくて悔しい。どうしようもなくやりきれなくて考えると泣けてくる。
前のように戻りたくてしょうがないのに、もう絶対に前みたいにはなれない。
俺と同じ大学に入って、ずっと一緒に居たいと言ってくれたのは、その子がそういう目に合っていたというのを聞いた後だったので、嬉しかったのだが、とても悔しかった。
考えている間にいつの間にか眠ってしまっていて、目が覚めたのは午後9時を過ぎた頃だった。
昨日と同じだ。
目が覚めてから、相手がそういう目に合っていた事実が浮かんできて「やっぱり夢じゃなかったんだ・・」と思った。


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