I.W.O.活動日誌

2008年03月15日(土) 定演前夜

6時15分練習開始、今夜は主に客席でチェック。

前回の会場練習の時にすっきり聞こえるようになった「功名が辻」冒頭が
すっきり聞こえないのにまず戸惑った。
「風林火山」の最初のテーマにやはりTpを1本加えてもらうことにした。
「カッパドキア」の最初の木管と金管のメロディーの兼ね合いも
すっきりしないなぁ、、、離れて振ってるせいかなぁ。。。

それにしても、ホントにチューバとティンパニが気の毒だ。
来年、右手だけ反響板を設置してもらったらどうなるだろうか。。。
ちょっと提案してみて、会場練習で試してみよう。
一番心配なのは狭くなるかもしれないことなのだが。。。

「マゼラン」が意外とよくてびっくりした。
終盤も、1カ月半前の会場練習の時には不自然な流れを感じたのだが、
きょうはそれもバッチリ。
音楽的な流れとしては、今まで聞いたどの演奏よりすばらしい。
(参考演奏として聞いた2つは、テンポが速すぎてつまらない)
真ん中あたりの木管が細かい動きを続けているバックに入ってくる
金管のバランスをちょっと抑えさせようと思ったが、
もう8時近くになったので、最後に時間が余ったら、ということにした。
まぁ、そう無理にすべきことでもない、
ただ私自身のイメージの問題に過ぎないのだから。。。

第2部のチェックは割とさっさと済んで、最後までやれたが、
第1部のチェックし直しの時間はもうなくなってしまった。


毎週の公民館の練習の時に比べると、Tpがより大きく聞こえる。
1カ月半前の会場練習の時よりも大きく聞こえる。
しかし前夜になって、全体に抑えて下さい、などと言うわけにはいかない。
鳴るべきところでは鳴ってくれないと困る。
何年か前まで、ホルンが聞こえにくくて悲しい思いをしたものだが、
ホルンも心地よく聞こえるのがうれしい。
これはもうちょっと聞こえてもいいとおもうところがあるほど。。。
パーカッションもよく聞こえているが、
合奏全体のバランスを壊すほどではない。
ドラムスも、とても上手くコントロールしてくれてるし。。。

ただ、これで客が入ると、ちょっと演奏全体がうるさいと感じる人も
あるかもしれない。
なぜか、無人のホールよりも、客の詰まったホールの方が、
音はホール内をスムーズに駆けめぐるものだ。
しかし、こんな小さなホールしかないのだからしょうがない。
ステージを反響板で囲まず、客席の音響環境が悪いのが、
却って音量を抑えてくれている、幸いだと思うべきだ。
この広さで、反響板を使い、ホール全体の作りも響きがよかったら、
お客は2、3曲聞いて逃げ出すかもしれない(笑)
一般の1000人前後入るくらいのホールだったら、
決してうるさいと感じるような演奏ではない、と思う。


ところで、個人的な悩みは、開演前の余興演奏である。
きょう初めて合わせたのだ。
それまで、どんな雰囲気で演奏するのかもぜんぜんわかってない。
もらった楽譜のベースの部分だけそのままパート譜にして、
必要な指番号もつけ、とりあえず何度かさらっておいたが、
戸惑うばかりである。
自分の楽器では安すぎるので、S氏のを借りて、なかなか慣れないし。。
こうやって演奏する側になる、という経験もめったになかったし。。。
で、ほんの2回程度の練習で終わってしまった。
ちょっとこれではあまりに無謀な、、、(-。-;)


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