I.W.O.活動日誌

2002年03月02日(土) あわただしい練習

さあ、定演3回前の練習日である。
何をやるべきか、非常に選択の難しいところである。
全部やりたいのはやまやまだが、1時間半しかないのだ。
第1部の曲を全部やって、途中少し注意をしたりすると、
短くても50分くらい。。。
あと30分くらいで、Heroセットはやらなきゃいけないだろう、
マンボインも、We Are All Alone もやっておいた方がいいし、
ルパンのソロも、やっておいた方がいい。
えんかもかなぁ、、、なんだ、ほとんど全部じゃないか、、
どーしよぉ、、、、とだんだん混乱して心細くなるものなのだ。

結局、まず「舞楽2」から始めた。
最初の序奏部は、部分ごとの頭がいちいちそろわないといけない。
つぎの音取りの部分は、本来曖昧模糊としていていいはずだけど、
音楽として表現しようとしたら、動きが確実に表現されないといけない。
う〜ん、これはもう少しだ。
次のピッコロソロと太鼓が、うまくタイミングを合わせないといけない。
ピッコロに今ひとつ自信が感じられない。来週個人レッスン。
破の舞のメロディーにもう少し動きをつけてやろう、と思いつつ、
これは来週の練習に回した。
急の舞に入ると、木管のうねりがゴツゴツしているし、
金管の動きに曖昧なものがいろいろと感じられたので、ここで少し時間を費やした。
Fl・Ob・ASxの三重奏は先週の日曜の昼休み練習の成果か、
なかなか堂々とうまく絡み合っていた。
それに感心したせいか、私が次への入りのところで振り間違えた。
後でやり直ししたら、今度は三重奏がしくじった。
至るところ、まだ綱渡り状態のようである。
舞人退場後の後奏部分、ちゃんとメゾピアノにするのを忘れてないかな、
と思ったら、しっかり覚えててくれてるようだった。

時計を見たら、もう8時10分を過ぎているのである。
驚いた。早いものだ。まったく予定時間を超過している。

「ソング・オブ・ライフ」に入る。
ソロの出も、ホルンの出もよし、金管アンサンブルも良しとしよう、
というわけで、くり返すのをやめにして先に進んだ。
きょうは上昇音階の絡み合うところがどうもしっくりしなかった。
まあ、不満でも先に進んで行く練習も必要だ。
主部に入ってからの3つ目の主題が以前作ったような動きを失っているので、
ついにここで止めて、やり直しをした。
やっぱり、いろんな表情がほしいものだ。

休憩後、「マンボ・イン」をやってみて、
何か混然としてきたような印象を受ける。
何ヶ月か前に作って、だいぶすっきりしたぞ、と思っていたのが、
パートの人数がかなり変わって、バランスが違ってきたのだろうか。
しかし先に進んで、「We Are All Alone」。
それから、「Heroセット」をどうしてもやっておく必要があった。
ひとつには、「Can You Keep A Secret」で、たった2小節だけど
書き加えたためでもあり、「Theme」の方はまだまだ危ないからでもある。
前者はどうも情感をこめすぎているのか、音楽の動きが遅すぎるので
やり直してもらった。
「Theme」への移りにもてこずった。これも来週の課題である。
また、書き加えたところは、間の抜けた感じがなくなったので、
想像していたイメージほどしっくりしなかったけれど、採用にした。

大急ぎで「ヴァレンシア」の第1曲から。
ここ何週間か気をつけていたことができるかどうか、チェック。
第2曲の前半が実にいいテンポで進んだのが、うれしかった。
少しも滞ることがなく、いろいろな表情をしながら進んだ。
それで、前半だけでやめるつもりだったのが、ついつい最後まで。
おかげで、第5曲は最難関の部分しか練習する時間がなくなった。

こうして慌ただしく練習を終え、予定していたことはほとんどやったぞ、
と、ほっとしていたら、「ルパンやってないよ」と言われ、あ・・!!!

しかし、きょうもにぎやかな練習場の光景だった。
たぶん、欠席者は4、5名といったところか。。。
こういう日が、4月〜12月の間に10回もあると、
練習の進行状況も格段に違ってくるのになぁ、、、と、
やはり先週と似たような感想が最後に残った。


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