【リハ】 当日の午前中は、司会を入れながら全体を通すことになっている。 セッティングの都合で、2部を先にやることにもなっている。 曲の方は全部やらないで最初の少しをやるだけ。。
「やさしく歌って」のソロをやる店長が、今朝は来ていた。 先月25日の市役所での本番以来、この曲の練習に参加していない。 しかも、きょうは初めてフリューゲルを使うことになっている。 リハの前に彼はわざわざやって来て、「リハで吹いてみるけど、 ダメだったらTクンに代わってもらうので、言ってください」 と挨拶した。でも、リハで聞いてみたら、 練習には来られなくても、暇を見つけて練習してあったようなので、 ○をあげた。 以前、うどん粉(妻)が掲示板でPRしていた 「秘密の特訓」なるものが本当に開催されたのだろうか。。。
休憩時間に、松葉杖をついているFgのTクンが目の前に。。。 ああ、また故障者が・・・と思ったら、骨折だけど、 演奏には支障はないということだった。 事情はここでは詮索しないでおこう。。。 風邪で高熱だという2人は、まだ現れない。諦めるしかないか。。。
1部のリハも、最初と最後をちょっとだけ、が原則なのに、 「エオリア」はついつい全曲通してしまった。 本番、大丈夫かな〜〜、とかえって不安になる。 「はかなき人生」こそ全曲通しておきたかったけれど、自制する。 その代わり、リハが終わった後で部分的に調整した。
昨夜、最大の問題点になっていた冒頭のバランスは、 結局金管を抑えることで解決した。 迫力というか、勢いがなくなるのが残念だけれども、 木管が聞こえていないと、音楽がつながらない。 昼休みに入ってから、金管の本数を減らして試すべきだったと 思いついたけれど、もう遅い。。。 やっぱり、2月の会場練習は必要だ。
あと10分、あと5分と、刻々と練習の終了時間が近づく中で、 「最後にやっておきたいところは?」と呼びかけると、 「○○の部分をはっきりさせておこう」などの意見が2、3出る。 この切羽詰まった時間が、まだ細かいところできてないもんだなぁ、と 深く反省させられつつも、大変好きな時間なのである。
【昼休み】 いつも思うことだが、定演前のこの2時間は、やたらと長い。 30分前になると、楽屋に閉じこもるしかなくなるから、 ますます長く感じられるようになる。 この本番前の感覚も、演奏活動の醍醐味みたいなもので。。。 この間、団員がどうしているか、ほとんど知らない。 10年ほど前は、いろいろ声かけたり、チューニングの点検をしたり していたように記憶しているけれど、いつごろからか、 もう信頼してまかせておけば大丈夫、という風になっている。
自分としては珍しく、全部の曲の最初の振り方の確認と、 「エオリア」のゆっくりの部分の拍子の確認とを、3、4回やった。 ここ何年も、そういう不安を直前に抱いたことはなかったのに。。。
昨夜から高熱で寝込んでいたうちのひとり、TbのTクンが、 熱は下がったといって、マスクをかけて駆けつけてきた。 結局、TpのKぴぃだけ不参加となってしまったが、 ちょっと計算違いで、痛い。 他のメンバーに頑張ってもらうしかない。 風邪のためでなく、仕事の都合で出られない恐れもあると予想して、 1stもソロも下りて編成を早くから変更しておいたのが、 結果としては幸いしたと言うべきか。。。 (つづく)
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