I.W.O.活動日誌

2001年03月18日(日) 定演当日(1)

【リハ】
当日の午前中は、司会を入れながら全体を通すことになっている。
セッティングの都合で、2部を先にやることにもなっている。
曲の方は全部やらないで最初の少しをやるだけ。。

「やさしく歌って」のソロをやる店長が、今朝は来ていた。
先月25日の市役所での本番以来、この曲の練習に参加していない。
しかも、きょうは初めてフリューゲルを使うことになっている。
リハの前に彼はわざわざやって来て、「リハで吹いてみるけど、
ダメだったらTクンに代わってもらうので、言ってください」
と挨拶した。でも、リハで聞いてみたら、
練習には来られなくても、暇を見つけて練習してあったようなので、
○をあげた。
以前、うどん粉(妻)が掲示板でPRしていた
「秘密の特訓」なるものが本当に開催されたのだろうか。。。

休憩時間に、松葉杖をついているFgのTクンが目の前に。。。
ああ、また故障者が・・・と思ったら、骨折だけど、
演奏には支障はないということだった。
事情はここでは詮索しないでおこう。。。
風邪で高熱だという2人は、まだ現れない。諦めるしかないか。。。

1部のリハも、最初と最後をちょっとだけ、が原則なのに、
「エオリア」はついつい全曲通してしまった。
本番、大丈夫かな〜〜、とかえって不安になる。
「はかなき人生」こそ全曲通しておきたかったけれど、自制する。
その代わり、リハが終わった後で部分的に調整した。

昨夜、最大の問題点になっていた冒頭のバランスは、
結局金管を抑えることで解決した。
迫力というか、勢いがなくなるのが残念だけれども、
木管が聞こえていないと、音楽がつながらない。
昼休みに入ってから、金管の本数を減らして試すべきだったと
思いついたけれど、もう遅い。。。
やっぱり、2月の会場練習は必要だ。

あと10分、あと5分と、刻々と練習の終了時間が近づく中で、
「最後にやっておきたいところは?」と呼びかけると、
「○○の部分をはっきりさせておこう」などの意見が2、3出る。
この切羽詰まった時間が、まだ細かいところできてないもんだなぁ、と
深く反省させられつつも、大変好きな時間なのである。

【昼休み】
いつも思うことだが、定演前のこの2時間は、やたらと長い。
30分前になると、楽屋に閉じこもるしかなくなるから、
ますます長く感じられるようになる。
この本番前の感覚も、演奏活動の醍醐味みたいなもので。。。
この間、団員がどうしているか、ほとんど知らない。
10年ほど前は、いろいろ声かけたり、チューニングの点検をしたり
していたように記憶しているけれど、いつごろからか、
もう信頼してまかせておけば大丈夫、という風になっている。

自分としては珍しく、全部の曲の最初の振り方の確認と、
「エオリア」のゆっくりの部分の拍子の確認とを、3、4回やった。
ここ何年も、そういう不安を直前に抱いたことはなかったのに。。。

昨夜から高熱で寝込んでいたうちのひとり、TbのTクンが、
熱は下がったといって、マスクをかけて駆けつけてきた。
結局、TpのKぴぃだけ不参加となってしまったが、
ちょっと計算違いで、痛い。
他のメンバーに頑張ってもらうしかない。
風邪のためでなく、仕事の都合で出られない恐れもあると予想して、
1stもソロも下りて編成を早くから変更しておいたのが、
結果としては幸いしたと言うべきか。。。      (つづく)


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