| 2001年09月12日(水) |
アメリカ同時多発テロ発生。 |
珍しくラジオも聞かず新聞も見ずに学校へ出かける。 このためわたしは世界の情報から取り残された。
講義で初めて、アメリカのテロを知る。 声明はいまだないとか。
帰ってきてから新聞を読む。 載っている。写真入だ。
テロか・・・ そう思ってしまう。 関係のないたくさんの人を巻き込んで、自分は死を覚悟して、 それで何か変わると思ったんだろうか。 死ぬ覚悟があれば何をやってもいいなんて、そんなの幻想だ。 テロリストにも夢があっただろう。 その夢のために、自分の命をかけたのだろう。 けれど、テロに巻き込まれた人たちにも夢があり、 命をかけたいものがあったに違いない。 よりやりきれないのは、 救助活動に入った消防士の方が大勢命を落とされたことである。
読んだことがある人も多いと思いますが、 銀英伝から主人公の言葉を引用したいと思います。 「力で築いたものは力によって覆される」 「テロリズムで歴史は変えられない」 そして、砂漠の薔薇(デザート・ローズ)より 「彼(注:無政府主義者のテロリスト)にも夢があったでしょう。 けれど、彼の仕掛けた爆弾で命を落とした少女にも夢があったはずだわ」
今回のテロの被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。 そして、残念ながらなくなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
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