久々に、邦画見た。前回は「陰陽師」だったから……ああっ、また真田広之っ？！　……縁があるのね、と云うことにしておこうったらおこう。

　庄内弁が時々わかんなかったが、まあ良い。意味はわかるし。とっても良い話だったし。さすが藤沢周平って感じ。
　一緒に行った母は、画面が暗くて見づらいと言っていたが、行灯の明かり１個とか、昼間でも雨戸締め切った室内とかだったら、現実あんな感じだろう。あそこで光をあれ以上足したりしたら、嘘っぽくなっちゃうだろうし。
　それよりわしは、ご家老サマが青白い顔で生気無くってすっごいブッキーで、ビビリまくりでござりましたよ。この顔で何か命令されたら、一も二もなく承諾してしまいそう。良く辞退できたよなあ、清兵衛。
　あと、余吾善右衛門。キレた時の顔が、物凄く怖かったよ〜(T.T)　この人、本当に芝居初めてなのか〜？？
　しかし、クライマックスの果たし合いは見応えがあったなー。ホントに「斬ってる」って感じで。これだけでも、映画館に足を運ぶ価値アリ。
　それから、幕末当時の下級武士の生活って、本当にあんな感じだったのかなあ。内職しないと家計が苦しい、はともかく、それでも奉公人は雇っているのだね……。ノーブレス・オブリージってヤツでっか？　武士ってものも大変だ。

新瀬