同僚が１人、今月末で辞めることになった。
　それを聞いた皆の反応は、「あ、やっぱり」だった。
　なんつーかね。不平不満の多い人でね。あれも嫌これも嫌で、自分の希望が通らないとヒステリー。逆に、よく今まで保ったもんだと感心してしまう。
　自分に対する処遇も、不満の種の１つだった。「同期は皆○○なのに、私だけ××」。年功序列じゃないんだから、能力によって差がついても仕方ないと思うのだが。てゆーか、○○の条件として、ａ及びｂが必要、と規程に明記されてるのだから、それを満たしてない時点で無理なのに。自分は特別扱いでなれる、と思ってたのかな。
　勘違いな抗議も多かったよなー。仕事のミスを注意されて「セクハラよーっ」。……違うって。「Ｃさんは私のことをストーカーしている。毎日、○で×なんだもの」……確かにそうかもしれないが、その、『毎日、○で×』を知る為には、あなたがＣさんにストーカーまがいの行為をしなければならないんだけどな。
　まあ、そう言った細かい（本人にとっては大きいのかもしれないが）事が重なって退職、ってことになったようだ。
　……うーん。良い反面教師だったんだけどな。彼女が「キーッ」ってなる度に、そうならないよーに気をつけよー、と初心に返れてたんだが。今後指標がなくなっちゃうのは残念な事だ。愚痴を聞かされる役から解放されるのは嬉しいけどね(^_^)

新瀬