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ぼちぼち近況報告。
御堂しのぶ



 高知2日目

2日目は、時間いっぱい色々なところを見て回りました。そのため写真が多いのですが、これでも削ったのでご了承下さい。しかし高知県内には龍馬の銅像が何十体あるのかと(笑)。そして龍馬の名を冠すお店やグッズが何百何千あるのかと。その中の一部なんかを。


朝一番に、歩いて高知城を目指しました。昨夜のO高校の朝はこんなにさわやか。そしてその高校に沿って、


そう、高知といえば龍馬とマンガ。
ここには、毎年行われているという「まんが甲子園」の参加校名と優勝マンガが、1年ごとにパネルになって並んでいます。

全然見ていないので残念でしたが、大河ドラマ「功名の辻」。まさに高知城の主のお話なのですね。

そう、高知といえば龍馬とマンガとやなせたかし。
(それこそ高知県内どこに行ってもやなせたかしのキャラクタだらけ)
ここにも屋台がいっぱいで、早朝からちょっとしたお祭り気分。

いざ高知城へとキツイ石段を登りました。天気も良く、暑いぐらいの日差しの中、観光客もいっぱいです。登りよりも下りの方が足に負担が大きくて、私は肉離れを起こしかけました(運動不足過ぎ)

逆光がすごくて暗い写真に

石垣は工事中とのこと。


下りの山道に衝撃の看板が…

見ればわかる!


次は市電に乗って「龍馬の生まれたまち記念館」へ。

案内し続けます!(何だかかわいそうだ)

ここでは、龍馬の生誕からの年表と、龍馬の部屋を再現したという部屋で「龍馬に思いを馳せてください」だそうです。

通路のかたすみにひっそりと銅像(写真では明るく見えますが実際は置き場がなくてそこにとりあえず置かれているかのようなひっそり感)

あっという間に見終え、市電でアニメイトへ。(旅行に来てもメイトめぐりは欠かさない)ほら来たアンパンマン市電


メイトのあるアーケード街には顔にタテ線入りながら麺を食う龍馬さんも


また市電に乗り、ちょうどこの連休に行われていたまんがフェスティバル「まんさい」へ。

オタならば行っておかなければ!と行ってみたものの、どちらかといえば小学生向けイベントメイン?(プラ板に絵を描こう、塗り絵をしようなどなど子どもがいっぱい)
そしてそんな、ちびっこが机に座ってぐりぐり絵を描きまくっている広間の前方では置鮎龍太郎トークショーが(そんな状態なので当然観覧無料&自由)。お、おきあゆさん?って誰の声をやってるんだろう?と思い起こして声を聞いても全然思い当たらず…でも思いもかけず初めて見ることになった声優トークショーでしたが、しゃべりが気さくで見ていて楽しかったです。サービス精神もあって、予定の1時間を越えて30分も喋り続けてた…いい人だ…! 「テニプリの手塚の声」という紹介でしたがアニメは見ていないし、ぬ〜べ〜のセリフやウサミミ仮面のセリフを演じてくれたり、サイバーフォーミュラの話、スラムダンクの三井…と色々ヒントはあったのですが…ど、どれも見ていない…無念すぎる
※今ウィキで調べてみたら、こんなに仕事をしているのに私の見たことあるアニメとほとんどかぶらない…最近でいけばブリーチの白哉おにいさまがかろうじて…(しかし声は覚えていない)※
大体「りょうたろう」って読むことも初めて知った! 龍馬の誕生日近くに生まれたので龍馬から取ったらしいとのトークの流れから誕生日ケーキをメイドさんが運んできて観客によるハッピーバースデー大合唱なども。
あと印象的だったのは、ドキドキハラハラものの質問コーナー。人柄の良さがにじみ出る素敵な返答が多かったのですが、ああ哀しいかな打ち合わせ無しのガチンコ質問コーナーのハラハラ感と言ったら…や、や・め・て・その軽く腐女子的なものを匂わせる質問…とか、とか…とか…でもいい人だなあ置鮎さん! 9キロダイエットに成功とかで見た目もかっこよかったです。これからはアニメを見る機会にはちょっと注意して探してみることにしたい。あと、NHKの方なんでしょうか、司会進行のお兄さんもオタクくさい話が見事でなんか素敵でした(笑)女子向けゲームの話題もどんと来い!

トークショー以外に目玉も見あたらなかったので、終わってすぐに会場を出ました。せっかくなので同じ建物内にある、高知の誇る大漫画家「横山隆一記念館」へ。フクちゃんで有名とのこと。

可愛かったですよ。

高知県はまんが家が多いとのことでしたが、北海道もすごく多いんですよね。田舎では隣の家も遠く遊び場も少ないため一人遊びが必然、そして家でひとりでマンガを描く…そんな図式が想像されます。(失礼かなあ)

タクシーに乗り、駅前のレンタカー店へ。「まんさい」から乗ったので、運転手のおじさんに「今日はすごく人が多いけど何やってたの?」と聞かれ、「ま、まんがの何かお祭り…みたいですよ?」とついはぐらかし気味に答えてしまう(お前今そこから出てきたの運転手さんは見てるっつの)。しかしさらに「どんなことやってたのかね〜若いお姉ちゃんがめちゃくちゃいたよ?」と聞かれてつい「有名な声優さんが来てたので昨夜から並んでた人もいたらしいですよ」とか答えてしまう辺り、なら最初から自信満々で答えろよ自分、と思います。このハンパすぎる隠れ精神が逆にキモイですよね。


次は桂浜へ。龍馬の銅像で一番有名なのはここのようなので。

ちょうど「龍馬に大接近!」企画開催中でした、ラッキー

だってこんなに高い場所にあるめちゃくちゃ大きな銅像なんだもん

足下ぐらぐらの工事用足場を登りまくって龍馬に接近するわけです。高所恐怖症には絶対登れません。


高知名物アイスクリンを食べました。本当にさらさら!

ここからは桂浜のお土産屋さん。


やっぱり銅像


プリクラ


サンゴ龍馬


専門店

…とそのほかにも桂浜には面白店がいっぱいでした。ムキになってみんな龍馬龍馬言ってる!(龍馬ラーメンやうどんも)


私は桂浜荘のレストランで「桂浜御膳(2625円)」を。

高知の名物が色々入っていたので注文しました。値段のわりにボリュームが凄くてお得感がありましたよ。このほかに後で焼き魚も来たし。それにしてもこっちで食べる鰹のたたきはぷるぷるで美味しいよなあ(前に徳島でもそう思った)

次は「龍馬記念館」
入り口にはやっぱり銅像、そして中には龍馬関係の複製品(血染めの掛け軸や屏風、拳銃など)や年表、龍馬の手紙などが展示されていました。売店で、ここでしか手に入らない(らしい)龍馬のことを勉強するための小学生向けの学習ブックを買いました。これを読んでやっと龍馬が何をした人なのかがわかった!(日本史では安土桃山(つうか明智光秀)と島原の乱にしか興味がなかったもので)(そういや龍馬も明智の系譜と知って驚いた)

等身大のろう人形の顔はこんな感じでした


次は赤岡へ向かい、興味のあった「絵金蔵」へ。夜祭りの日を再現して、暗い部屋の中に展示された不気味な絵を発光の弱いちょうちんで照らして見て回るという…粋な趣向! 実際に夏には商店街に絵金の絵が展示されて外でこの絵を見られるとか…す、すごい、本気で見てみたい! 絵金のまぶしい血赤の説明とか不遇な生涯とか。高知に来なければ全然知ることのなかったところなので、私にとってはこの旅行中で一番心に残りました。

時間の許す限り観光を!…と、次は香南の「龍馬歴史館」へ。ここは言ってみれば「ろう人形館」。閉店時間まぎわにすべりこみました。

ろう人形で龍馬の生涯を追うもので、思ったよりもかなりの数の場面を再現してありました。
一番気に入ったのはこれ

乙女姉ちゃんにひもでくくられて川で泳がされるとこ

近江屋の暗殺直前のシーンと新撰組で龍馬関係のろう人形劇場は終わるわけですが、そのあと何故か日本の歴代首相や各国首脳陣などのおっさん蝋人形がずらりと並びまくりで、頭にはてなマークが多数よぎってきたあとに、最後の部屋では大爆笑必至の

モンローパンツ見せ&クレオパトラ&楊貴妃(顔なんてわかんねえくせに!)
最後の最後にB級感あふれるオチをありがとう龍馬歴史館!(後半龍馬に何の関係もないだろうが!)

さらに香南で絶対見つけたかったのは

そう、エチオピアまんじゅう。
ヒロスエの大好物とは聞いていましたが、真剣に美味しい! 軽い口当たり、可愛いくらいの一口サイズに甘さ控えめ、なにもかも超好みです。

さらにもう一つお目当てを求め、須崎へ向かいました。

須崎名物・鍋焼きラーメン!
鶏ガラスープであっさり。

それにしてもいつにも増して充実の1日となりました。本当にこれだけの場所をよく1日で回ったな…。忙しかったけど楽しかったです。

2006年11月04日(土)
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