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ぼちぼち近況報告。
御堂しのぶ



 福井2日目

朝からさっそく今庄に向かいました。とはいえ、途中の街にも寄りつつ。鯖江のヨーロッパンキムラヤの大福あんぱん美味ー! 普通のあんぱんとどう違うの?と思っていたけど、これは全国区が納得の美味しさ! ムニューと伸びる甘い餅の食感がイイ! ネット販売もしているので是非一度食してみては? 

鯖江の商店街自体は小さななつかしい街並みという風情でした。気になる看板があったので向かった先は町外れの
めがねフェチにはたまらない?

高速を鯖江で降りてすぐに、遠くにそびえたつビルが見えてはいたんですよ。ビルのてっぺんに大きなメガネマークがついているからやたら目立つ(笑) 鯖江はメガネのフレーム製造、サングラス製造シェア全国一とのこと。日本のメガネは97%がここで作られているとか(ほとんどじゃん!)

さてまた高速に乗り今庄へ。
明るい太陽の元で見た今庄町はさわやかな田舎町でした。
まずは昼食、今庄そばを食べなくちゃ!

「ほっと今庄・おばちゃんの店」天ぷらそば

昨夜は福井市でおろしそばを食べたので、今日はあたたかいそばにしてみました。しかし…美味い…生まれて今まで食べてきたそばで一番好み! というか、つゆがめちゃくちゃ美味でした。なんだろう、透明なダシで、味が妙にあとをひく、クセは無いけどパンチはある…とにかく美味〜美味〜
座席には客が書くノートがあったのですが「3杯食べた」「麺がすくない」というような意見が多く、確かに麺は少なめでしたが女性にはちょうど良いかも! もっともっと食べたいと思わせるあたりがうまい! 店員の「おばちゃん」達のやわらかい福井弁での暖かな挨拶がこれまたいいね〜(萌〜)

今庄中心部へ。すごいなー、この町は「今庄宿」の歴史をそのまま保存しているんですね。本当に昔の歴史と伝統そのままの街並み保存、しかも豪雪地帯なので本当にすごい迫力。タイムスリップでもしたみたいな。こ、この小さな町から本当にマイジョウさんが?と不思議な気分にも浸ったり。

白川郷とはまた違う日本の古き時代をそのまま保存しているという感じ



今はもう近隣の町と合併して「南越前町」となってしまっているわけですが、この伝統と歴史にずっと誇りを持って残していってほしいですね。北海道は基本的に歴史の浅い土地なので(アイヌ文化の残る土地もほとんど無くなってきましたし)、道外の、歴史を感じる土地柄とか城跡とかそういうもの達に妙に心ひかれます。

今庄では色々写真を撮ってきましたが、また今度機会があれば別ページで。伝統あるお祭りの日などに合わせてここを訪れることができたらいいのに…またいつか!


夕方には小松空港に戻らなければならないので、早めに今庄を出ました。最後に福井で「佐々木小次郎がつばめ返しを編み出したという一乗滝」を目指しました。カーナビで作ってもらったルートはまたもやさんざん山道を登っていったあげくに雪の壁で阻まれて通行止めでした(…)
仕方ないのでぐるっと遠回りして逆の方向から攻めましたが、結局雪深い土地だったので、滝まであと1キロのところで通行止め。工事現場になっていたのでそこにいた人にせめて歩いていけるかを聞いてみたのですが「ここまでしか除雪してないから行けるわけない」と冷たく言われて終わりでした。今回の旅行、雪のせいでかなり失敗している気がするなあ…今度は雪の無いときに!

「小次郎ファーム」と書かれた小屋

ふもとの町も雪がモリモリでした


小松空港に早めに着いたので、福井名物(といいつつ北陸あちこちで作ってるみたいでした)の焼き鯖寿司を。

シメ鯖は苦手だけど焼き鯖は好きなので、どんなものなのか興味がありました。うん、普通に美味しい!そんなに生臭くはないから食べやすい! 寿司飯の上にサバ1本ということで、相場は1000円くらい。まあ羽田空港にも山ほど売ってるわけですが、初チャレンジはやはり地元でと思いまして。


福井の名物菓子「羽二重餅」は大福の餅部分というかほんのり甘くてふにゃふにゃ〜


北陸は雪が多く、高山にいたっては夜マイナス10度ということで、普通に寒かったです。ただ、あんなに雪があるのに昼はちゃんと暖かいのが不思議でした。昼だけは春みたいで心が晴れ晴れとしましたよ。(北海道の冬は一日中マイナスでしびれる寒さなので心が晴れない…)(晴れている日は寒さが余計に厳しいし…)
今度北陸に行くときは、絶対に雪の無い時にする! と思いました。この時期に有給を取ると飛行機も安いし旅行客も少なくてちょうどいいのですが、せっかくだからもっと南を目指すのがいいのかなとか。

2006年01月12日(木)
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