ぼちぼち近況報告。
御堂しのぶ
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岐阜(関ヶ原)〜福井(敦賀、今庄)
岐阜の朝はとてもさわやかな晴天でした。せっかくだから信長の居城だったという岐阜城にでも行ってみようかなと思い立ち、岐阜公園まで行きました。ガイドブックには「ロープウェイで」と書いてあったのですが、車から降りるのが面倒だと思い、なんとか車で行けるんじゃないかと金華山ドライブウェイを登りました。ほぼ一車線分しか無い狭い山道で所々アイスバーンでたまに対向車が来ちゃったりする道をなんとか登り切ったのですが、行き止まりというか駐車場で終わりというか…? 散歩やジョギングをする人が
数名行きかうだけの場所でした。結局岐阜城にはこの道では行けないらしいということだけはわかりました…結局あきらめました…(今回こんなのばっか)
あ、岐阜で思ったことは、運転マナーが恐い!やらなきゃやられる!でした。え、そのタイミングで右折?とか、え、そんなにあおる?とか、一瞬の隙も許さない見逃さないみたいなムードでした。そういえば岐阜と名古屋は近いんだもんなあ…とか思いました(名古屋がすごいらしいというのは聞いたことがあります(名古屋旅行は車で走らなかったので実感は無いのですが))今のところ印象に残る運転マナーの県は「栃木:ギュンギュン飛ばす系、岐阜:隙を見せたらやられる系、福岡のぞく九州全域:相手が止まってくれると信じてのんびり割り込み系」というところです(笑)
まあ、北海道でも街ごとにがらりと運転マナーは変わるので、きっと私が見たのはその県の一部でしかないとは思いますが。でも本当におもしろいですよね、車の運転には地域ごとに特徴がはっきりあるという事実が。
へー関ヶ原って岐阜県だったんだー!
ということで滋賀県との境にある関ヶ原町の「関ヶ原ウォーランド」へ。ガイドブックに「広い敷地に陣地と戦場を再現、等身大の武士像が迫力満点」と書いてあったので楽しみにして行ったのですが…
び…B級…!超腰砕けテーマパーク…!
入り口にぞんざいに置かれた馬
かわいそうな注意書き「乗馬禁止です!足が折れます」
オフシーズンで(雪のせいで見られない場所もあるため)700円のところ500円でどうぞ〜と通された敷地内はすごいことになっていました。ちなみに客は私一人でした。貸し切り!
誰一人いない資料館
広い敷地には多数の等身大人形と私だけ!
冷たい雨が降りしきる中、傘も無いのでずぶぬれでカメラのシャッターを押しまくる私自身がある意味不気味な人間のような?
ノーモア関ヶ原!
馬の上で抱き合う男同士
みんな深い雪の中で大変だね
ってこんなの無理!ノーモア関ヶ原!
生首をごろごろ持って家康陣地に向かう人形達はさすがに気味悪げで写真に撮る気は失せました。とにかく寒さと静けさの立ちこめる不思議空間で、一番来ては行けない状態の場所に来てしまった感だけがありました(せめて夏なら…人がいっぱいいたなら…)
滋賀県に入り、琵琶湖沿いを走り北上し福井県へ。北上するから雪が積もっているかと思ったら、この道のりにはあまり雪が無かったです。そしてついに福井県、憧れの福井県です…!
今日は敦賀の街を見てみることにしました。松本零士作品のシンボルロードがあるというので、それを目当てに。
敦賀市に入って驚いたのは、駅周辺のシンボルロードがアーケード街になっているのですが、とにかく車道も歩道も広く、ご丁寧にもびっしり道沿いに全て駐車スペースをとってあるということ。この「アーケード街沿いにずっと駐車スペースがある」という街並みを私は初めて見たのでものすごく驚きました。すごく親切。そして歩道広すぎ! 北陸って結構狭い道が多いなと思って走ってきたので、普通に2車線分はある歩道に感動。しかもこんなに広い歩道なのに人があまり歩いていなかったという贅沢(笑)
駅前の駐車スペースに車を止め、駅内でシンボルロードのマップを入手し、ぐるっとロードを1周。駅から氣比神社までの道が「銀河鉄道999」復路が「宇宙戦艦ヤマト」。計28体の銅像と付属のダイジェストあらすじで、両方とも話を全然知らなかった私でもとても楽しめました。両作品に思い入れがあったらもっと楽しかったかも。
駅前のこの銅像は写真が撮りにくい場所にあるので注意
あこがれのあの人…
orz
メイド喫茶
ドア1枚へだてて後ろが普通の商店街なのがシュール
イケメンズ
後ろのバスが疾走感あふれてます
参考までに、駅前に車を止めて、駅に入って、早歩きで写真を撮りながらぐるっと1周して48分でした。60分で200円のメーター(60分を超えると駐禁)なので、この方法を取る人は気合いを入れて早歩きしないとキツイです。道ばたのお店などに寄る余裕はありません…
敦賀には安倍清明が数年間住んでいて、お祈りに使ったとされる「祈念石」が祀ってある「清明神社」があるというので探してみました。氣比神社からそう遠くは無いのですが、ちょっと見つけにくい住宅街の中にあるので注意。
こんなに派手な飾り付けがしてあるのに、中には居眠りをしながら番をしているお爺さまが一人。入るのに躊躇してドアを何度か開け閉めしているうちに目覚めて、祈念石の説明などをしてくれました。
辺りは暗くなってきたので、今日は今庄町の夜の風景を見てから福井市のホテルに入ろう!と思い、カーナビでルート探索。高速道路を使わないルートを調べると、越前海岸から今庄へ抜ける道が示されました。薄闇の中でも越前海岸はすごく美しくて、できることなら昼にもう一度見たいと思わされる風景でした。
ところで…
カーナビはたまにおっそろしいけもの道を設定しやがるときがあるのですが…
今回も地元民以外が行くには度胸のいる道でした…
今庄町こそ私の憧れの土地!だって舞城先生の出身地!だって西暁町のモデル(猟奇的)!そしてまだ綿流し編を聞いているところだったので、このルートの怖さは倍増…! 黙っていても「いつこの道が雪崩で埋まるか、どう見ても一車線のこの小さいトンネルで対向車が来たらどうしよう、途中で除雪が終わっていて行き止まりだったら…」とハラハラし通しだったのに、こんなときに綿流し編のクライマックス…無理!もう無理!と、とりあえずCDを止めても、ラジオも山中のために受信できないので無音状態。これはこれでイヤなのでやっぱりCDを聞く…(悪趣味)
結局この道路、対向車は一切来なかった…。こういうトンネルが多かったのですが、写真では大きさがわからないでしょうが、幅は一車線分しかないと思っていただければ、天井の低さもわかると思います。恐い!
やったー今庄だー!
嬉しさで体が震えました。本当に憧れだったので。
夜の今庄を車でゆっくり散策しましたが、それこそ豪雪地帯のためあちこちが通りづらかったり。スキー場なども回りました。今庄の町はしんと静まりかえっていましたが、スキー場だけはナイター客でにぎわっておりました。
ちなみにこのとき綿流し編をやっと聞き終えましたが(CD4枚組なので長い)、ゲーム版のキ○ガイ的シーン・残虐シーンは大幅カットされていたため、最後の方は余裕でした。オチを知ってる分、あのシーンがどこで来るかばっかり気になって恐かったんですよね。
宿は福井なので、今日のところは北上。福井に入り、遅い夕食は福井ならではの「おろしそば&ソースカツ丼」!
「越前つるきそば」越前・850円(お値打ち!)
おろしそばはコシが強くてさっぱり系。ソースカツはからっと揚がったサクサク感とソースとゴハンが美味〜
日付が変わる頃にホテルへ。大きく立派なホテルで、レディースフロア有りのアメニティいっぱいの嬉しい宿でした。安いのに。
2006年01月11日(水)
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