おととのφ(..)メモメモ
DiaryINDEXbacknext


2002年01月17日(木) 神戸1.17 

8度目の朝・・・・寝坊した。
すでに だんなさんは ご出勤された模様。
「明日は早いぞ」と散々 言われたのになぁ・・
弁解の余地なし・・

4月なみの暖かい朝・・晴れ・・
7年前は 寒かった。 
ジェットコースターに乗ってるような揺れだった。
揺れる前に 地鳴りを聞いたような気がする。
「ご〜〜」て言うような・・なんだ?と 寝ぼけた眼を
うっすらあけるかどうか 次の瞬間 あの揺れがきた・・
よく覚えてないけど そんな感じだったな。
余震のたびに メイと一緒に テーブルの下にもぐった。
メイも 小刻みに震えてたな・・・
あの朝 きらは いなかった・・
今朝も いないけど・・・

そんなこんなあれこれを 思い出す一日。
夕刊の一面を読んで 驚いた。

そこには 震災関連記事がトップを飾っていて
ある人の消息が載っていた。

その人は 息子さんを震災で亡くし
悲しみの中から 立ち上がり
同じような遺族との関わりから 遺族代表として
さまざまな行事に参加して メディアによく登場していた。
「元気なんだ・・よかった・・・」
時折目にする新聞記事に その人のがんばりをみて
安心していた。 今年も・・その人の・・・
記事を読み進んで・・・その人が亡くなったことを知った。
やっと自宅を新築したのに その家に住むことなく
6月から体調を壊して 10月に亡くなったと・・
その人は・・とっても教育熱心な人だった。
道ですれ違ったときに 「息子は○○大学に行ってるのよ」
ととても嬉しそうな顔で話してくれたのを 思い出す。
一緒に学校のPTA活動をした。
控えめに・しっかり支えくれた人だった。

7年と一日前・・・日常が普通にずっと続くと思ってた・・・・

朋子さん・・息子さんと会えた?一緒に笑ってる?

帰宅しただんなさんに 今朝の寝坊を責められたけど
言い争いが出来る相手・日常が・・嬉しくて
珍しく 素直に 謝る私・・ 気味悪かったかも(*^_^*)

神戸1.17 それぞれの想いで 過ごす日


おとと |HomePage