ゆうじの日記

2006年03月11日(土) 垣根

映画に関する名言・名台詞を2つ紹介。

まずは以前紹介した映画『虹をつかむ男』から。劇中、映画館で「ニューシネマパラダイス」を観終わったあとの会話。

「どうやった?今日の映画」
「なんて言うたらええかな、イタリアいうたら、遠い地球の裏側にある国やろ?」
「うん、裏側や」
「その国の人たちが作った映画で、なんで四国に住む私達が感動出来るんやろ」
「な!それが映画や!」


もう一つは淀川長治さんの言葉。

映画は皆のもの。映画館の中で、こっちに学校の先生、あっちにソバ屋のおかみさんがいる。おじいちゃんも、子どももいる。皆が学問や教養に関係なく、一緒になって一つの映画をみている。僕はそういうのが好きなの。映画は人の垣根も国の垣根も取り払ってくれる。それがいいの。それが映画なの。

2つとも根本的な部分で非常によく似た言葉だね。『虹をつかむ男』の会話を聞いたときは、うんうんそうなんだよー!って思わず頷いてしまった。あー、久しぶりに映画館で映画観たくなったなあ。誰かと映画を観にいった帰り、自転車や車で感想を言い合う時間が大好きです。たまらんっちゃ。

『ミュンヘン』と『クラッシュ』が観たい。このところ、豊作ぞろいっぽいね。


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ゆうじ