『どですかでん』を観た。
電車が好きで毎日車掌の真似をしながら町を歩いている六ちゃんは、少し知的ハンデがある。六ちゃんのお母さんはそんな六ちゃんのために毎日お経を欠かしたことがない。 貧しい住宅街には様々な人がいる。 優しい老職人。 自分が住みたい家をいつも想像している男とその息子は廃車の中で暮らしている。 ふとしたキッカケから妻と家を交換してしまう労働者ふたり。 色々な男と関わりを持つ妻とその妻が産んだ子供を黙って育てる夫。 まったく何も話さない男の元にはある日、女がやってくる。 他にも色々な事情を持つ人が暮らしている。そして起こる様々な出来事。
登場するのは全員、生活レベルのかなり低い人たちだけど(だから?)とても愉快でエネルギッシュ。 笑えることも悲しいことも愚かなことも並列で描いてる作品だと思う。それって現実世界そのものなんだよな。 『七人の侍』のときは迫力のある音だったけど、今回は効果的な音だったと思う。何も話さない男が布切れをちぎっている音は印象的。戸口をガタンガタンって音もなんだか懐かしい。 六ちゃんが運転する電車は当然空想のものなんだけど、整備が悪いとぼやきながら電車に乗り込むシーンでのパントマイム(?)はお見事。 黒澤作品の中では評判イマイチらしいけど、いい映画だと思います。
キノコノクニヤ書店で久しぶりにrelax購入。今回の特集はペットサウンズと読書。特集に惹かれてというより『モーターサイクル・ダイアリーズ』のレビューが載ってたから買った。読書特集はまぁまぁおもしろかったけどね。それに今回はいつもならカラーのページが白黒だったりしていて、それもおもしろい。
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