ゆうじの日記

2004年07月23日(金) いつか行く場所

青山ブックセンターが閉店して以来、色々なところで思い出話のようなものを聞きます。思い出だからというのもあるのでしょうがやはり素敵な書店だったそうで、行けなかったのが本当に残念。

沢木耕太郎さん『天涯 1』と妹尾河童さんの『河童が覗いたトイレまんだら』を買いました。
『天涯 1』は沢木さんの旅の写真に、小説家の言葉や自身の言葉をつけたもの。『深夜特急』で出会った風景はこれだったのかなぁ、と考えながら写真を見ているとまたどこかへ行ってしまいたくなります。キューバ、いいじゃん!「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」を聴きながらキューバの写真を見ているとなんだか更に味わい深くなって良い感じ。
キューブリックの『2001年宇宙の旅』小説版について書かれたコメントに惹かれました。
小説の冒頭では「地上に生を受けた人間ひとりひとりのために、一個ずつ、この宇宙では星が輝いているのである」と書いてある。
沢木さんにも似たようなイメージがあるらしい。誰にも、この世のどこかに「いつか自分はここに来ることになっていた」と心の底から思える場所がひとつあるというものなんだそうだ。いいね。
『河童が覗いたトイレまんだら』はそのまんまの内容です。この人は今までもヨーロッパやらインド、仕事師12人などを覗いてきてそれをイラストと文章(両方ともすごく上手!)にして紹介しているのですが、とうとうトイレまで覗いてしまったようです。トイレから始まり、意外なところにまで話しが発展していておもしろい。ちなみに覗かれた人は椎名誠さん、おすぎさん、林真理子さんなどなど。スペースシャトルのトイレなんかも取材していて、さすがは「好奇心の塊」河童さん。


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