詩はいわゆる詩であってはいけない。人間の感情生活(もっと適当な言葉もあろうと思うが)の変化の厳密なる報告、正直なる日記でなければならぬ
『弓町より 食うべき詩』という石川啄木のエッセイを授業で読んだ。石川啄木って、小さいときから「浪費家(だったと聞いた)のくせに、働けど働けど我が暮らし楽にならざり じっと手を見るなんて詩を書きやがって」なんていう悪いイメージがあったんだけど、このエッセイは読みやすかったし、中身もうなずけるものだった。
ようするに、詩を特別扱いしちゃいかんってこと。やっぱり現代に生きる僕たちも特別扱いしちゃってる部分はあると思うけど、そういうのを取り払ってしまわないとダメなんだって。詩はあんまり読まないけれど、小説に関してでも同じことが言えるのかなぁ?なんて思った。 似たような話しで僕の場合は、村上春樹の小説をバイブルのように思っているところがあるけどいったん、そういう思いこみ(彼の書いた文章はすべて素晴らしい!のような)みたいなのをなくしてからもう一度向き合ってみないとダメだよなぁって思う。向き合って、そしてこれからも好きでいられるように。
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