ぼんのう
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イラク戦争が終って、 「アメリカ大敗!」 「戦争長期化!」 と叫んでいた、自称平和主義者の連中は、どこに行ったのだろうか? まあ、北朝鮮がミサイルぶっ放せば、多分、また出てくるだろう…。それまでに、アメリカの経済圏で繁栄を享受している事を棚にあげて、闇雲に現実を見ようとしないトレインディ(皮肉たっぷりに)な平和主義者達は、何を言い出すのか…楽しみだなあ…。
バグダットで日本人人間の盾(というか、勘違いジプシーボランティア)が戦後、ホテルの窓に、9月11日のテロ、また起こってくれないかな〜?…という手紙を貼り付けていたけど、フセインに利用されてチヤホヤされて、とうとう脳みそがなくなったと思える、そういった連中。
つまるところ、平和平和と唱えている人間の声をよーく聞いてみると、本当の意味での平和主義者、反戦主義者というのは皆無に近い事がよくわかる(いや、本当に片手の指だけで数えられる程度しかいない)。流行なのかよくわからないが、平和とか唱えていればモテモテになるという理由で叫んでいる人。アメリカ帝国(^^;)の経済圏の中にいて、それを享受しているのをすっかり忘れ、未だに共産主義の幻想にとりつかれて、メッキとして反戦平和という四文字を塗っている人。現在の日本の状況を、戦後のアメリカ統治政策が原因だと勘違いし、反米から反戦を言っている人。
いや、もうお好きなように言っててくれ。人の考えとか利権というのは、現実社会においてあるものだし、それに関してもうとやかく言うのは止めた。
でも最低限、アメリカがなぜ強いのか、それを謙虚に知るべきだと思う。アメリカが強い理由…それは、柔軟にしてダイナミズム溢れる国の力にあるという事。それが正しいと判断されれば、いつでも振り子の針を大きく右から左へ、左から右へ動かすことのできる力が、アメリカは過去現在未来…常に持ちつづけていることにある。 ブッシュ大統領は今、確かに英雄となっているが、この評価が数十年後も続いているかどうか、我輩にはわからない。全土を覆っている極端なる愛国心により、国民の生活よりも産業利権にシフトしているアメリカの現状が、このまま続くことは決してない。矛盾を感じれば、いつでも声を大にして言える自由がアメリカにはしっかりある。そして、一時的な社会的混乱があろうとしても、勇気を持って国全体を変える事に躊躇しない、ダイナミズムがアメリカにはある。
日本にはあるかな?
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