ぼんのう
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2002年09月06日(金) 二都物語

新作の営業向け説明会の為に神戸まで出張。
今回はとってもこわーいこわーいゲームで、桜金造とつまみ枝豆にのり移られてみたけど、考えてみたら二人ともまだ生きていたので失敗した。

…おい、なんだよ、その視線はよー…

商品説明会は夕方だったので、そのまま東京に帰っても深夜遅くなる…ということで、今日は大阪で食いまくるぞお!
本当ならここでは、「遊ぶぞ!」であるが、残念ながら我輩の思考パターンは胃袋によって半分支配されているので、シモ関係は一切ノータッチ。ホテルに荷物を置いて、そのまま鶴橋(大阪版新大久保)へ直行!

しかしここで重大な間違いに気が付く。

今回ガイドブックを持ってこなかった。

しかも鶴橋は初めて。

地下鉄の駅から地上に出ると、私はエトランゼ。
ああ、エトランゼ、ほれ、エトランゼー。

ガード下にゴチャゴチャした商店街があったけど、そのほとんどが閉まっていた。店がなくなったのか…あるいは単にやる気がないだけなのか…。しばらくうろうろしていたら、30分経過してしまった。

ここどこー?

さらに30分うろうろしていたが、途中の屋台で食ったパジョンが美味かった。さすがコリアタウン。
んで、表通りの存在に気が付き、やっと方向感覚が身につく。
考えてみたら我輩は、見知らぬ場所に入ると、小一時間ほどうろついて、全体的なマップが脳内生成されていくという特殊技能があったのだ。
でも今回はあまりそれが役立っていないような気がする。
まあいいや。

焼肉の香りが漂う地域に入り、少しオンボロな店に入る。
ん?コブクロ?
牛の子宮も出している店か…でもな、ソウルでコブクロ(しかも胎児入り)のスープは食べたことがあるけど(コチュジャンで辛いだけであったが)、そのまま焼いて食べるというのは初めてだな。

そんなわけで頼んでみた。
焼いてみた。
食ってみた。

奇妙な罪悪感に包まれた。

まあ、後は普通。
東京で食べるのとあまり変わりはない。
本場はやはり本場で食べなければならないということかな?

早めにホテルに戻り、寝る。
近所のパブからヘタクソなカラオケが響いてくる。
ああ、いい夜だ。


ANDY 山本 |HomePage

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