tdd diary

2017年04月20日(木) 「ゴーストインザシェル」

「ゴーストインザシェル」を吹替版で観る。アニメ版を知らない人にも分かりやすく”電脳”とか”義体”をこういうものだと説明する展開がつまづき始めで、その先のものが作品の主題なのだけど、そこまで描くには脚本がちょっと残念で、2030年くらいの人類のスペックの説明とそれにとらわれ過ぎる少佐の描写が多く、それ以上の内容がなかった。アニメ版のビジュアル面で印象的なシーンをいいとこ取りで実写化したので、ストーリーそっちのけで映像技術を前面に押し出す羽目になり、結果的にそこだけが記憶に残るという映画作品としてはグッとくるものがない感じだった。エピソード2つくらいに絞っても良かったんじゃないかなー。バトーさんの目がすごく精巧に出来てるの見て感動したし、実写化として失敗してないだけにモヤッとする。


実写化と主人公はスカーレット・ヨハンソンということだけ発表された時の2年前の自分のツイートですが、このキャスティングでやってたら、少佐のスカーレット・ヨハンソンの体は首から下がマネキンにすげ替えられたような映像だったかも。予算の関係上。

SFでは「ガーディアンズオブザギャラクシー remix」も「ブレードランナー 2049」も楽しみだし、実写化では三池の「ジョジョ」も控えてる。楽しみだなー。


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hatori [mail]