tdd diary

2012年04月11日(水) the artist

仕事帰り、妹とご飯。そのあとレイトショーで近所の映画館に「アーティスト」観に行く。モノクロ映画だってことは分かってたんですが、サイレント映画だっていうのは始まるまで知らなかったので、なんとなく予想してたよりもずっと音楽が大きな存在感のある映画だった。会話にテンポはなく、音楽のリズムに乗ってストーリーが展開していくようで素晴らしかったし、会話で人が主張していくシーンがないので、控えめな感じになった表現がモノクロの映像にも音楽にもとてもいいバランスで合っていて、見終わってもとてもいい気分だった。


モノクロサイレントの手法を現代の話でやったらどうなるんだろう。それはそれで新しい発見もあるかもしれないけど、複雑になった人の感情や表情や、言葉とその伝え方のニュアンスを、モノクロサイレントでは決して伝えきれないだろうなと思う。この時代のハリウッドの話だったから夢を見るようにいい気分になれるのだろうなと思う。映画は本来そういうものだったのかもしれない。


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hatori [mail]