| 2011年10月31日(月) |
"the end is the beginning is the end" |
ナショナルジオグラフィックチャンネルで「宇宙終焉〜3つのシナリオ」という番組が放送されていて見入る。もともとビッグバンのエネルギーで生まれ今も膨張し続けている宇宙が永遠に膨張し続けるわけはなく、いつかは消えてなくなるというのがどの科学者も共通した見方なのだけど、なくなり方は宇宙がどう生まれ膨張し始めたかを探ると、だいたい3つの終わり方が考えられている。それがビッグチル、ビッグクランチ、ビッグリップという3つで、その流れを詳しく解説されて恐れおののく。で、またこの3つに共通しているのは膨張し続けているエネルギーと同じように小さくなり消えると、またビックバンが起こり宇宙が生まれ膨張し始めるという話でさらに恐れおののく。銀河系が消滅するという話でなく、宇宙が終わるらしいだなんて。でまた始まるだなんて。人の一生など本当の一瞬だな。なんてこった。

そうして宇宙の終わりに思いを馳せてはみたものの、宇宙より確実に先に地球が滅びるので、宇宙の心配は地球人には御無用なのだった。とはいえ、宇宙の膨張がいつ止まって縮小に転じるかは分からない。縮小し始めたとしても先に滅びるのは地球だろうとも思う。でも、3つ目のシナリオ、ビッグリップの説によると、白鳥座の中にあるようなブラックホールがすべてを飲み込むと今ある宇宙の物質すべてが原子レベルまでバラバラになるらしい。地球が滅びるどころか、いきなり全部が消えてなくなる可能性もある。宇宙の終わりで原子レベルに分解されて消えた生命にも輪廻転生はあるのだろうか。宇宙が終わったら、きっと何もなくなる。それは人の死も同じと私は思う。死んだらすべては終わりで、魂が生まれ変わることなどない。宇宙が終わりまた始まったらまた別の地球がとある銀河系に生まれるかもしれなくても、生まれ変わりではなく過去の何かを踏まえても引き継いでもいない新しい星だと思う。
|