ここまででも面白さが増してきている朝ドラ「カーネーション」が来週からさらに面白くなりそうで楽しみ。役者の一人一人がきちんとキャラが立って素晴らしい。その人たちに見守られたヒロインが見たこともない勢いで自分の生き方を見据え、突き進んでいる。
脚本の力は本当に大きい。毎日15分という長さに1つ1つがきちんとおさまりながら、少しずつあちこちが彫り進められていき、実在する1人の女性の人生とはいえ、失敗して怒られながらも芯の部分がまったくブレずに自分でやりたいと思う方へと向かっている。簡単に結果を出そうともせず、神戸の祖父母という切り札もほぼ使わず、自分の可能性を悲観もしないけど過信もしない。応援したくなるようなヒロインではない。誰かに応援されずとも1人で突っ走っていくヒロインからひたすら元気が貰えるような珍しい朝ドラになっている。これが岸和田魂というものなのか。

「カーネーション」
小さく丸めた躯(からだ)は今 かなしみ隠し震(ふる)えて 命を表しているのね
重く濡らした瞼(まぶた)は今 よろこび映す日の為 心を育てているのね
かじかむ指ひろげて 風に揺れ雨に晒(さら)され 遥か空へ身を預けて ・・生きよう・・
何も要らない私が今 本当に欲しいもの等(など) 唯(ただ)一つ、唯一つだけ
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