| 2009年09月19日(土) |
記憶がなくなるラーメン |

人から急かされるのが苦手です。とはいえ社会にでて生活していると、すべてを自分のペースでとはいかないものです。が!しかし。地下鉄のフリーペーパーか何かに会社の近くのラーメン屋が紹介されており、美味しそうだったので同僚と食べにいくことに。店内には8つくらいのカウンター席しかなく、人が食べているカウンターの後ろに並べと言われた時点で嫌な予感がしていた。並んでいると、一つだけ席が空き、その横にカップルが座っていた。よくあることだが男は食べ終わっており、女のほうはまだ食べていた。そこに店員が食べ終わったドンブリを下げてもいいかと男に言い、その直後に「待っているお客様もいらっしゃいますんで席を空けていただけませんか」と、確かにそう言った。「連れがまだ食べてるんだけど」と、もっともな事を男が主張すると、「いやお客様だけでも」と驚きの発言。そうまで言われて仕方なく愛する彼女を残して男が出て行ったところに、私たちに座れと言う。ここでもう私も同僚も半分血の気が引いていた。挙げ句、座った瞬間に私たちに出されたラーメン。ラーメンが先にできちゃったから追い出したのか?言い方だけは丁寧だがやってることは完全ヤクザだ。
大慌てで食べ始めてけっこう経ってから、セルフの水をコップに汲んでなかったことに気づく。「私たち水も飲まずに食べてたよ」と同僚が言うので、「この状況に追いつめられ過ぎてて気づかなかった」と小声で返事した。そんなこんなしていると、同僚が女なのに物凄い早食いで、私より先に食べ終わった。このままいくと、ドンブリ取り上げ〜退席を要求されるというパターンを、私たちはすでに学習していた。それを恐れた同僚が「おっかねーから先に出てるね」と言って先に出た。間もなく私も食べ終わろうかというところに、またも驚きの展開が待っていた。同僚が立った席に店員が「空いてる席にどうぞ」と言う、次に待っていたのはまたもカップルで、これまた男の方が「僕たち2人連れなんですけど」と、ごもっともな主張。そこに「すいませんがどちらかだけでも先に」というのを聞いたか聞かないかで、食べ終えかけていた私がラーメン吹き気味に席を立ち、ドンブリもカウンターに上げた。「すみません。。。」と申し訳なさそうに私に言ったのはカップルの男の方である。申し訳なさそうにするカップルに、口をもぐもぐさせてたので無言で頷き店を出たのだった。で、その雑誌等で上位ランクのみそラーメンがどうだったかというと、追いつめられ過ぎてて何食べたんだか覚えてないのだった。店側にとっての空気の読めない客は願い下げ的な接客に、お望み通り2度と行くかよという気にならざるを得ないのだった。こういうのが嫌だから評判のいいラーメン屋ほど大したことないという自分内のルールがますます確固たるものになっていきます。ちょっとラーメンが美味しいくらいのことがそんなに偉いのかってんだ。会社界隈のラーメン屋ならもう、ますたにだけで私はじゅうぶんだなと思い、行ったことがないという同僚と近々行くことに。ますたに、ラブ!
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