| 2008年05月22日(木) |
だって今はチャンスを待ってる |
休日。日曜にuが遊びに来るので適当に部屋を片付けて、洗濯して出かける。科学未来館へエイリアン展を観に。同じ江東区内に住んでいるというのに、地下鉄乗り換えたりゆりかもめ乗ったりしてたら40分くらいかかった。外国人か修学旅行生ばっかの科学未来館。エイリアン展はビックリするくらいショボショボだった。もっとSFっぽい内容の展示になるんだろうと勝手に思ってたんだけど、宇宙人が存在する可能性について科学的に論じてるようなNHK的な内容なうえにスペースも小さかったので、なんだかなあと思い、前にモモちゃんと来た時とは違う内容だったのでプラネタリウムを観て帰ろうと思って4時からのプラネタリウムに入ると、突然どこから集まって来たのかカップルだらけになっている。私の隣にはインド人のおじいちゃんとおばあちゃんと孫がいて楽しそうにしていた。
エイリアン展の最後にもあって、プラネタリウムの内容(「偶然の惑星 a planet by chance」)にもあったけど、地球がいかにものすごい奇跡のような確立で存在している偶然の惑星かということを思うと、気が遠くなる。しかも太陽系のようなのが宇宙にものすごい数存在している。地球のような環境に近い惑星が簡単な計算でも1億個も宇宙の中にはあるらしいという。1億個の太陽系の中のたまたま1つの星で、たまたま太陽から適度にいい距離だったのでガスにもならず干上がりも凍りつきもせずに存在し続けられて、木星が隕石をそばで受けとめてくれているので消滅せずにそこにある、という偶然中の偶然で成り立っているのだ、今のこの生活は!ベランダから夏っぽい空気が入ってくることも、じめじめしてプランターになめくじがいることも、とんでもないことなのだ。小さい事でクヨクヨしていられないのであります。ドラマの「すいか」の中の白石加代子のセリフを思い出した。「ねえ知ってる?宇宙って、膨張してんのよ。」というセリフ。今自分がどんな場所に立ってるかということを改めて確認できただけでも行って良かった。

帰り道、科学未来館の近くで仕事中(たぶん)に猫と遊んでいた人。私はわざとゆっくり歩いてずっと見てたんだけど、二匹の猫におやつをあげてて、それだけじゃなくて一匹ずつ優しくだっこしてニコニコしていた。もしこんな上司(いや、下手すれば年下くらいだった)が職場にいたら、それでこの場面を見かけちゃったりしたら、きっと好きにならざるをえないだろうと思いつつ。写真撮っても猫と遊ぶのが楽しすぎるみたいで気づかれなかった。
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