休日。お昼過ぎにまたトコトコ歩いて江戸東京博物館まで。途中、全然地元の人とかじゃないのに、なぜか2回も道を聞かれた。両国高校はどこですか?と、両国駅はどっちですか?と。2つとも教えてあげられたからいいけども。漱石展は平日でも大盛況。お年寄りを中心に人でいっぱい。文豪はものすごい勉強家だった。勉強もするが好きなこともいっぱいあった。テストの点数はいいし、教科書に落書きもする、本もいっぱい読むし、落語も好き、絵も描く。文豪として作品を残しながら、どこにこんなヒマが?と思うくらい、様々な人との付き合いや、自分の好きなものの世界のたくさんの足跡を観る事ができた。四十代のうちに亡くなったけど、もっと長生きしたかっただろうなあと思ったり。色んな写真もあったけど、夏目先生は若者の頃から男前だった。意外だったけど身長が159センチ。私と同じ。
常設展も観るようにと昨日のおばさんに言われたので、高校生くらいの時に行った以来で常設も観る。日本橋ができた頃の木製の橋があったり、江戸時代の日本橋の模型を見たりして面白かった。毎日、日本橋を渡って会社に行きますが、現在の日本橋は下に流れる日本橋川に沿って首都高速が通っております。それに何か問題があるとは全く思いませんが、小泉の置き土産として、この日本橋の上の首都高をどうにかするらしく、日本橋に太陽を、かなんか知りませんが、国民が払った税金で工事して日本橋の上を開くようです。江戸東京博物館の木製の日本橋を渡りながら、江戸時代にもきっと深川あたりで暮しながら京橋の反物屋かなんかで働いてた小娘がいて、毎朝橋を渡って富士山を眺めたりしていたことだろうと思いを馳せたりしていました。

昨日のおばさんは、江戸東京博物館のすぐ横にある両国の国技館に相撲博物館なるものがあり、それは入場無料だからそれも観て帰れと言っていたものの、外に出たらもう真っ暗で帰ることに。
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