tdd diary

2006年03月05日(日) smells like teen spirit

お昼頃、MTVでカート・コバーンの追悼番組をやっていた。ニルヴァーナが来日した時のことを今でもよく覚えています。92年、中学2年生でした。大変だー大変だー、ニルヴァーナが日本に来る!と興奮気味でしたが、田舎の子供だったのでライヴ観に行ったりとかできませんで、仕方がないので来日した時のニルヴァーナの記事が載った洋楽雑誌は片っ端からほとんど全部買いました。それは今でもちゃんと持っていたりします。買い切れない雑誌は血眼で立ち読みしました。セーラー服着た中学生が本屋で血眼でした。来日してる間中ずっと、カートは日本に来てから買ったグンゼのおっさんパジャマを着ており、ライヴも取材も、その時の雑誌の表紙にもぜーんぶパジャマでたたずんでおります。それをインタビューで指摘されたカートは「あー、これ着てればいつでもどこでもすぐに眠れるだろう?」と言っており、なんだかもう、訳分からないけどとにかく「か、かっこいいいいいいー。」と思っていたものでした。グンゼのパジャマだから別におしゃれでも何でもなくて自分の父親が着てるようなパジャマだったんですけども。

  


左、日本でのライヴ時。右、そのあとだいぶ経ってからまだ着てた、の図。

夕方、スカパーで映画「リービング・ラスベガス」。今日はインディペンデントスピリットアワードの放送があるんですけど、この「リービング・ラスベガス」は96年のインディペンデントスピリットアワードの作品賞を受賞しています。ニコラス・ケイジ、もっとこういう作品出ればいいのになあと思うんですけど、この作品以降こういうのはないです。

夜、インディペンデントスピリットアワード。マット・ディロンもフィリップ・シーモア・ホフマンもそれぞれ受賞。マット・ディロン、嬉しそうだったなあ。作品賞は「ブロークバック・マウンテン」。ロビン・ライト・ペンが助演女優賞でノミネートされた「nine lives」って映画が面白そうと思いました。ショーン・ペンと一緒に来てた。相変わらず2人とも格好いい。プレゼンターで色んな人たちが。リリ・テイラー、ヘンリー・ロリンズ、ケヴィン・スミスなどなど。

最近はやっぱり映画観るのが楽しいです。前は週1くらいでライヴ行ったりして映画を映画館に観に行くのはそんなに多くなかったですけど、去年はこれまでの人生の中で1番たくさん映画を観た年だったと自負しています。今年も観たいと思ったのはしっかり観ていこうと思います。週1でライヴ行くより、週1で映画観る方が安上がりでもあります。


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hatori [mail]