仕事後、渋谷。クラブクアトロ。去年の年末以来のzazen boysのライヴです。水戸やリキッドにも行きたかったんですけど、辛うじてこのクアトロだけチケットをオークションで買えました。年末のAXのライヴ盤とスタジオセッションのCDが出ていて買う。記憶が飛んでますけど「sugar man」から。新譜の曲を中心に「good taste」とインストの曲以外はみんな演奏したと思います。あと、終わってからはるみちゃんと話してて気づいたけど、これまで私が観てきたzazen boysのライヴで、「自問自答」を演奏しなかったのはたぶん今日が初めて。新譜では「don't beat」が好きなので、途中の展開とか、ベースがもっとぐおーっと前に出てきて凄いことになると勝手に期待してたのは、そうでもなかった。そこまでの他の曲の流れに比べてドラムとベースが両方一緒にひゅっと引っ込む感じが。圧巻の「riff man」を最初の方でやって、最後にもまた演奏してとても良かった。この「riff man」の演奏1曲聴いただけでも、バンド内の充実した感じがビシビシ伝わってくるものがあって大変素晴らしい。前回のAXからいっそう鮮やかに進化したのが「crazy days crazy feeling」。生楽器の演奏が音の波動を作り上げて、underworldばりの完璧なダンスミュージックアレンジ。会場がクアトロだったからか、AXより何倍も気持ち良く響いてうっとり。アンコールで「kimochi」。
終演後、私の前にいた女の子2人が「あ、あの人誰だっけ、芝居してる人」「え?」「何だっけ、お父さんがたしか」と囁きあっている。長塚圭史だよ、お父さんは長塚京三だよ。と、すごい言いたいすごい言いたい、貴様に伝えたい!と思ってクラクラする。今日の昼間、圭史のファンのオニザワ隊長と京三さんの「また春が来た、ありがとう」っていうナレーションの京都のCMのことを話したばかりなので、隊長に圭史がzazen boysのライヴに来てましたと報告。去年の野音以来ではるみちゃんとも会える。はるみちゃんのバンドuralaのデモCDをいただく(ジャケット最高!写真日記参照)。バンドの女の子たちをチラっと紹介してもらって、その後2人でご飯食べながら色んなことを話す。ライヴの感想とか、はるみちゃんが録った野音のライヴは、虫の声みたいなのが入ってて、ちゃんと夏の野音の音がするんだよって話。あとアヒト・イナザワがCMに出てて本気でビックリしたことや、すかんちの再結成、theピーズの話。ピーズは私、一昨年のカウントダウンのライヴが本当に素晴らしかったので、ちゃんとピーズのことを好きだって人の話を聞いてみたかったので、嬉しかった。よく考えたらはるみちゃんと2人で話すの初めてでしたけど、2人とも音楽を聴くうえでのかっこいいと思うポイントが近いので、自然と話が熱くなって楽しい。

今回のツアーTシャツのデザインのうちの一つ。HENTAIと5回も殴り書きのプリントがされていたり、蛍光のグリーンのTシャツにメンバーの写真がプリントされたものなど、インパクトがあったこれまでのzazen boysのツアーTシャツに比べ、いきなりオサレ度がアップ。私が買わなくてもこれはおしゃれな若人が どんどこ買うだろうという判断のもと、購入せず。
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