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夫が某社からマチネーのチケットをもらったので、のこのこ都心まで。ネットで知ったフレンチレストランでランチをとるべく、10時半過ぎに家を出る。会場近くのその店は、どこぞで長いことシェフをやっていた人が、独立してオーナーシェフになってオープンしたという店で、どこぞの店はバブリーな女子大生だった頃、当時のBFに連れて行ってもらったことがある。開店直後に行ったので予約なしではいれたが、祝日のせいか、グループ大小取り混ぜての予約が5件と、通りすがりの客が我々をいれて3組、結局テーブル一つ残して全て埋まってしまった。路面店というのだろうか赤坂の大通りに面した店で、内装はかなりカジュアルだが落ち着いた感じ。お料理はどれも素材を生かした味でおいしかった。先週末が夫の誕生日だったので、一応シャンパンで乾杯など。 その後歩いてコンサートホールまで。青空が気持ちいい。早めに着いたが席はほとんど一杯。今日は招待客ばかりらしく、ロビーには某社の日本支社長夫妻などが挨拶に出ている。我々の席は1列目だというので「足しか見えないぞ」などといいながらおとなしく座っていると、某社の社員だという女性が「○○先生でいらっしゃいますか」と我々とは違う名前を言いながら、挨拶に来た。「いいえ、違います」といって名乗ると、「大変失礼しました」と恐縮して立ち去っていったが、よくよく見ると私達が間違った席に座っていたのだった。正しい席は正面1列ではなく、桟敷席1列目だった。慌てて正しい席に移る。 曲目はエグモント序曲、ブラームスのWコンチェルト、ベートーベン7番。いい具合にさっきのシャンパンが効いてきて、Wコンチェルトは夢うつつで聞く。なんかバイオリンとチェロの掛け合いというよりは、お互いそれぞれにパートを弾いてますという感じで、盛り上がりに欠けたような気がするが、よく覚えていない。7番の2楽章も含めて全てテンポが早い。終演後、花束贈呈があってやれやれと思っていると、その後さらにアンコールとして、ベートーベンのメヌエット(ト長調)と「エリーゼのために」オーケストラ版。ベートーベン好きなオケなのか。うーむ。蛇足のような気が…。一応プロオーケストラなのだが、却って最近のアマオケの水準の高さをしみじみ感じてしまう。 新宿まで出て、プリンタを買う。簡単なインクジェットプリンターを買おうと思っていたら、お手ごろな複合機が出回っていて、タイムサービスでイチオシになっていたのを買う。コピー、スキャナ、プリンタ(白黒・カラー)3役で、さらにサンプルの光沢紙セット計15枚とハガキサイズの光沢紙5枚と普通紙50枚がついて16000円。そういう時代なんですなぁ。
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