WELLA
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2004年01月03日(土) 年末年始のあらすじ

12/23-1/2まで南仏へ夫の両親と旅行。
去年南仏に二人で行ったときに、あまりの風景の美しさに夫が「親にも見せてあげたい!」と思い立って実現したのだが、現実は結構厳しかった。義両親はハワイなどにゴルフ旅行に行く事が多いので、お互い旅行慣れしていると思っていたのだが、日本語も通じる英語環境に1箇所滞在するのと、ヨーロッパ方面で周遊旅行をするのではずいぶん勝手が違ったらしい。姑はともかく、普段いろいろ仕切ることが好きな舅は、相手の言葉がさっぱりわからないことにかなり滅入った様子。パック旅行に比べるとずいぶんゆったりとした日程で回ったので、体力的には問題がないはずなのだが、気力が充実している日は1日おきぐらい。終盤は雰囲気に慣れてきたのか、「あっという間だった」「あと1週間ぐらいゆっくりしてもいいぐらい♪」などと上機嫌な台詞も出る。さすがにそれはコチラが持たないのであとは無事飛行機に乗るだけだと自らを励ます。
ところが、最後の最後でパリまでの国内便が雪で飛ばず、さんざ待たされた挙句に日本への帰国便を逃してしまった。やむなく空港内のホテルに予定外の延泊をすることに。実は帰国翌日には、私の方の親族と我が家で新年会をする予定だったのがやむなくドタキャンすることに。その旨実家に電話すると、「まーパリにいるの?パリは素敵ですかぁ?」と能天気な母の発言。パリといってもここは郊外の空港。窓からは滑走路しか見えないのであった。
日本の始業時間を待って、航空会社の日本オフィスと連絡を取ったりいろいろと手を尽くして翌日の便を確保したのだが、そうこうしているうちに舅が体調を崩してしまった。私自身も体調不良。が、こういうときに不思議と無駄にアドレナリンが涌いてくるタイプなので、空港でも機内でもめらめらと使命感に燃えて乗り切り、やっと帰国。
成田はまだ帰国ラッシュ前ですいていて、荷物もあっという間に出てきた。成田エクスプレスに乗り、駅から両親を見送ってこちらもタクシーで帰ってくる。道路がすいている割にタクシーが走りにくそうなのは正月ドライバーがいるせいか。やっと帰り着くと年賀状を回収し、荷物もそのままに早々に布団を出して寝る。これが日本のお正月の始まりである。


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