WELLA
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2002年12月16日(月) 人並に動いた日

普段は、一度も外出しなかったり他人様と口をきかなかったりすることは稀ではない、ひきこもりぶりであるが、今日は昼前から外出。書道が年末進行であるので、その前に1時間と決めて「漢字」2〜3枚書く。相変わらず始めるまでは腰が重いくせに、1時間15分後に後ろ髪を引かれながら片づけで、出かける支度。
知り合いが会社を興したので、もと同僚と二人で様子を見に行くのだ。ターミナル駅から徒歩10分ぐらいの「ビル」ときいていたが、なんか昔の太陽にほえろ!に出てきそうな、木造モルタルアパートである。その人の奥さんの祖父母の持ち物だそうで、親子3代でそれぞれそこで事業を営んでいるらしい。そこのパソコンを借りてちょっと作業。日当たりがよくてぽかぽかと気持ちがいいのである。自分としてはすごい集中力を発揮して、予定時間内に終了。なんだやればできるじゃん。

4時前に辞して、百円ショップいって余計なモノ買ったり。ロ−ラアシュレイに久しぶりに行く。若い頃は(おお、そう書くことになんのてらいもなくなったぞ)洋服を見るのは大好きだったが、最近はおっくうである。シーズンで1つ2つ買い足すぐらい。そうすると当然手持ちが揃っているここのものになる。
家にいるとどうも、パジャマに毛の生えたぐらいの格好しかせず、ここ何回か宅配の人に無様な姿を見せているので、部屋着用にジャージ素材の被るタイプのワンピースを買う。黒とチャコールグレイがあって、7号サイズを試着。若い頃から(うーん、しっくりくる言葉だ)喪服が似合う女と言われていたが、家の中で着ているとちょっとギョッとするかも。チャコールグレイのほうが違和感がない、がサイズ、特に下腹部は違和感あり。袖丈も身丈もぴったりなのだが、素材が素材だけに体の線が出すぎてしまう。上腕二頭筋もモリモリである。一つ上のサイズになさっては?といわれたのでおとなしく従うことにする。今度は袖丈身丈ともやや長すぎて、ややネズミ男風。でもこちらの方が安心するので、購入。若い頃は7号もゆるゆるだったんだけど…。
ついで母が新年会の集まりに着ていく服がないので、膝上丈のコートと、何かトップに着るものを欲しいといっていたのを思い出したので、母の分もあれこれと見立ててもらって買う。「クリスマスプレゼントですか?」と聞かれるので、「いいえ、母のほうが経済力がありますから」ときっぱり言う。コート買って、カーディガン買って、カットソーのブラウス買って、ワンピース買って、税込みで5万円足らず。なんか、昔はロ−ラアシュレイというと、舶来モノ&高級というイメージがあったのだが、今はぐっと庶民的になった感じ。ま、イオングル−プだしな。

今日は7時から夫の実家で食事をするので、ケーキを買っていくことになっている。その前にまだ時間があるので、同じフロアに入っていたアフタヌ―ンティーでお茶。ケーキが食べたくなってきたが、夫の家に行くと、大量の食事が供されることが分かっていたので、我慢。百円ショップで買った雑貨を洋服の袋に一緒に入れたり、1時間ぐらいボーっと一人でお茶を飲んで、デパ地下へ。コレ!と思うものが無かったので、駅前の別のデパートでお土産用と自宅用のケーキと、朝食用のパンを買う。なんか「買出し?」というぐらいすごい荷物である。よろよろと夫の家へ。荷物の大きさと重さに駅から坂道になっているのをしみじみと実感する。
私の両親が昼間お歳暮を届けに来ていたと言うので、おもたせのクッキーを食べる。実家の近くに新しく出来たところらしい。食事をし、義母が用意しておいた和菓子を食べ、私が買ってきたケーキを食べ、リンゴも剥こうか?といわれたのを押しとどめ、貰って帰ることにする。今年はクリスマスツリーを飾ろうと思って、預けっぱなしにしておいたオーナメント類も持って帰ることにする。夫は本を何冊かもって帰るというので、なんか「夜逃げ?」というぐらいすごい荷物になった。二人でふうふう言いながら持ち帰る。

帰宅後、夫が「ほら」といって持って帰ってきた某学会誌を読む。おお、巻頭特集になんちゃんの名が!押しも押されぬ新進気鋭の研究者である。


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