大学の図書館に、
某自治体主催、修士論文賞の公募ビラが貼ってあった。
修士論文だったらジャンルは問わず。
すぐれているものに賞金を与える。
というような、ゆるゆるだるだるのしばり。
どうせ修士論文は書くのだし、
賞金でももらえればラッキーだべなぁ!!
半ば、マッチの火の中を覗き込むマッチ売りの少女、
もしくは、狼の腹の中を覗き込む赤ずきんちゃんの猟師、
のようながっつき具合で嘗め回し読み。
一言に修士論文といっても、
審査員の顔ぶれによって
どのような内容の論文を求めてるのか判ろうってもんじゃないかね。
と思って、
審査員の面子を見た。
すごかった。
無理。
私じゃ無理。
その自治体の教育委員長みたいな人と
その自治体にある国立大学のエライ教授と
どっかの高級ホテルの前料理長と
太鼓奏者。
…NANTAか?
求めているのはリズミカルなキッチンパフォーマンス系論文か?!
包丁鳴らして、まな板叩いて、リズムを刻んで、食材飛ばして、ついでに論文も切り刻んで
歌って踊って地域の経済活性、舞い散る紙ふぶきに拍手喝采。
この論文賞、来年もあるのか楽しみです。
それまでにかつらむきが出来るように頑張ります。
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