| 2009年03月04日(水) |
ブレスト2:中山石井2 |
「でもそもそも、お前の考えって聞いてくれる人がいるの?ニーズがなきゃ続かないぜ。自分が言いたいことがある。それを聞きたい人がいる。需要と供給。それがバランスしているからビジネスになるんだ。」 両手の掌を天井に向け、それを揺らしながら石井は説明する。右手が需要で左手が供給。それがバランスしているらしい。両手の掌を使って説明をする石井のいつもの癖だなと中山は思った。
「供給しかないなら自分のブログで垂れ流すしかないよな。でも何でそんなに伝えたいんだろうね?有名になりたいからか?」
「違う」
「儲けたいからか?」
「違う。たぶんなんだけど、体系化する自分の考えを広く世に出すことで次の段階に入りたいからなんだと思う。なんだか、もうここは窮屈なんだよ。高校卒業と共に田舎を飛び出し大阪に出た。就職と共に関西を抜け出し東京に出てきた。東京に来て丸6年。なんだかここも見慣れたんだ。直観的に言えば・・・」
「直観的にいえば?」
「直観的に言えば、服がもう小さい気がするんだ。だから窮屈なんだ」
「へぇー。なんか気取ってんじゃん。ていうかお前相変わらずイタイな。ハハハ」
「イタイでしょ?」
「でも、ヒーローとイタイことって同義だから気にするなよ。ハハハ」
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