| 2001年11月20日(火) |
Webに存在するもう一人の自分 |
「Webに存在する自分とはもう一人の自分である」と僕は考えている。
僕達はそのもう一人の自分で、なんでもどんな事でもしたいと考える。
現実の世界においては自分が抱えてる責任、羞恥心、義務、臆病さ、などが交錯し、 それらは絡まった縄のように、ほどけないシガラミを作る。
そして僕達は、そのシガラミのために何もできない。
現実の口は壮大な夢を語り、頭は大いなる野望を創造するが、行動は起こせず、 結果は出ないから、結局僕達は何も出来ずに羽をたたんで、いつもの生活を繰り返すだけだ。
だが、Webの世界ではそれらを可能にする事ができる。
現実では多くのシガラミがあって不可能な事も、ここではシガラミなんて考えずに、 できるだけ正直に、最高に素直になって、羽を思い切りのばして、可能にする事ができる。
こういう世界だから僕は、羽をめえいっぱい広げて正直に素直に文章が書けるのだ。
現実の僕にはそんなことは到底出来ない。 現実の僕は、臆病で、保守的で、そしてなにせ自分にたいして言い訳がうま過ぎる。
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