いつもの日記

2001年11月16日(金) 会話においてのポリシー

夜、阪大ボクシング部の同期の寿志と長い間電話をした。
電話終了時間は午前3時前になっていた。

僕らは最近の阪大のボクシング事情やなんやらを語った。
それから話題は2転3転した後に、お互いの己自身のキャラの話になった。
キャラとはキャラクターの略で、その人の性格、人格、持ち味、というような事だ。

それから寿志は言った。
「君は昔より面白く無くなった。昔の方が断然面白かった」
と。

それに関して確かに自分でも思うところがあるから、それは納得できた。
「そんな事は無い!」とつっぱるつもりなんてさらさら無い。

しかし、面白くなくなった原因を2人で探ると、見えなかったものが見えてきた。
自分1人だけでは全く気付かずに、解らない事柄は沢山あるが、
寿志は、局部には直接触れずに間接的に巧く僕を答えに導いてくれたのだ。

昔の僕は会話において、
「自分が喋って面白ければ良い」
と思っていて、それを正に実行していた。
だから、人の話を聞く事なんて嫌嫌嫌で、相槌すらもめんどくさかった。

だが、大学に6年弱もいると沢山な事を学ぶ。
色々な人と話をして、様々な価値観に出会う。
そんな中で僕も変わっていったのだろう。

今の僕は会話において、
「その人がやっていて、自分がやっていない経験を聞きたい」
と思っている。

これが絶対正解とかそんなこと決まってないけど、
今の僕はこれがイイのだと感じているらしい。

だから今の僕は、昔よりは一歩引いてる処があるし、その分勢いも無いはずだし、
ボクシングで毎日殴られたお陰でろれつがまわらないし、さらによく噛むし、
昔より絶対断然全然面白くない。
まったくもっててんで面白くない。

もし僕と話をする時があれば以上の事を心に留めておいて下さい。
お願いします。


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