於徒楽的日記(OFF生活編)
DiaryINDEX|past|will
| 2001年12月22日(土) |
お年寄りとクリスマストーク |
さて、「ふくし実践」とかぶりそうな内容なのだが、あえて今回はクリスマストークに絞った話題で攻めてみたい。この日仕事でお年寄りとクリスマスに関した話題を約10分かけて繋いでみたが、中身を理解して話して下さる人はその日の利用者でただひとり、やはりクリスチャンの方。で、なかなか70〜80代の年齢層には受けが悪かった。 誕生日という形で少し視野を広くとって、「では、お釈迦さんの誕生日は?」となると、雰囲気が一変して「花祭り」で盛り上がってしまった。やはり戦後のアメリカ的文化戦略・経済効果に乗った日本的クリスマスの存在を実感。 一応、聖書ではクリスマス=イエス・キリストの誕生について語る事となっている。しかし、現在のように12月25日に「降誕した」と定められたのは後世。冬至を祝う西洋世俗の習わしに絡めたお祭りとして定着したと聞く。また別に1月6日に行うべし、とする教派も存在している。そこでその日を「公現日」として新たに新年を憶える、とする方法もある。今年はちょうど1月6日が日曜日である。 もうひとつ気になるのがサンタクロースの意義。レクではやはり当然のこととしてサンタからのプレゼントを演出したが、これも聖書の時代にサンタクロースは出なくて、あとから北欧で生み出された奉仕の具体化策と思われる。 クリスマス・プレゼントはいつ頃から子供達へ「サンタクロースが来て置いてった」のだろうか。今の介護者(息子・娘世代)は貰った経験があっただろうか。それとも、団塊の世代(即ち於徒楽の親世代)が最初の(?)サンタ代理を担ったのだろうか・・・。
|