昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年12月11日(土) 意味なんかない

 午前7時起床。晴れ。空気がカラカラに乾いている。
 朝、コンポに電子レンジとホットカーペット、トースターとドライヤーを同時に使ったら、バチッと何かが切れるような音がしてブレーカーが落ちてビックリした。賑やかだった部屋が急にシーンとなる瞬間。そのせいかどうかわからないけれど、「ウィークエンドサンシャイン」の録音に失敗した。今日はサム・クックの特集だったのに残念なり。
 午前中に、台所、トイレ、風呂場の掃除をする。洗濯物を干して、おにぎりを食べてからおでかけ。

 淀屋橋の駅でIちゃんと待ち合わせして、国立西洋美術館に『デュシャン展』を観に行った。約2時間後にロビーで会うことにして、Iちゃんとは入場直後に別れる。私は2回目の鑑賞。特に好きでもないのに成り行きで2回も来てしまった。こないだは閑散としていたが、土曜日だけあってかなり入場者が多い。『与えられたとせよ』の部屋の前には長蛇の列ができていた。
 デュシャンは適当に流して、常設展示をゆっくり観る。現代美術ってやっぱりようわからんかも、という結論に達したところで早々に諦めて、Iちゃんが戻るまでロビーに座って、持ってきた新潮1月号を読んでいた。

 それから川沿いをブラブラ歩いて、中之島公会堂で暗くなるまでお茶を飲んで喋った。Iちゃんにデュシャンについて講義を受けたり(フンフンと言いはしといたが、実はあんまり頭に入ってない)、新しい美術館の悪口とか、いろいろ言い合っているうちにお腹が空いて、カレーライスを注文したりした。
 夕方になって外に出たら多くの人が集まっていて何事かと思ったら、市役所の前に飾られている大きなクリスマスツリーや、市役所から公会堂までの並木道が金や赤や緑の電飾でライトアップされているのを見て、人々が驚嘆し合っているのであった。驚嘆しながら携帯電話で写真を撮るのに忙しそうである。私の携帯は写真を撮る機能などついていないのわからぬが(ついていないと思う、たぶん)、こんな小さいもので写真を撮って楽しいのだろうか。会社のUさんがこの様子を見たら、木々に電飾をくくり付けるなんて生態系が壊れるわ!、と言ってさぞ憤ることだろう、と思ったりした。

 この後彼氏を会うというIちゃんと別れ、電車で帰る。京橋でパンを買い、郵便局に寄って、それからふらりと立ち寄った近所のブックオフでずっと探していた網野善彦と司修による絵本を買った。こんなところにあったなんて!しばし感涙にむせぶ。司修の絵は本当に絵巻物のようだ。
 家ではブランケットにくるまり、一心に読書の続き。夜中にTが飲み会から帰ってきた。「文庫本福袋」を読んで欲しくなって買ったという文庫本を3冊ほどみせてもらう。ウチの本棚の状態を考えてみるに、この人に坪内祐三の本を読ませないほうがいいんではなかろうか。
 ウダウダ喋ってから、風呂に入って消灯。

・購入物:網野善彦・文、司修・絵「河原にできた中世の町」(岩波書店)古書

・朝食:バタートースト、ハムエッグ、珈琲、バナナ
 昼食:鮭おにぎり
 夕食:中之島公会堂で、カレーライスと珈琲


フクダ |MAIL

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