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2004年09月12日(日) 城とラジオと般若心経

 穏やかに晴れて、のんびりした日曜日。
 掃除をして、久々に布団を干す。それから、向かいのオバチャンが朗々と唱えている般若心経を聞きながら、本を読みつつ書棚の整理をした。窓を開けっ放しにしているせいか線香の香りまでがユラユラと漂ってきて、なんか妙に落ち着く。
 般若心経の後、たまたまラジオのスイッチを入れたら「日曜喫茶室」が流れてきて、ゲストが小川洋子だったので、晩ご飯の下ごしらえをしたり日記を書いたりしながら、つい最後まで聞いてしまった。晴れた日曜日、陽だまりのある台所で、玉ねぎなど刻みながら一人で聴く「日曜喫茶室」。このシチュエーションも、この上なく落ち着き和む。
 小川洋子の声を聞くのは初めてだったが、しっかりしてよく響き、理知的でそれでいて優しくて、なんていうかすごく「いい感じ」だった。言葉の使い方が好きだ。安心できる。誰かの話を聞いて安心できるかどうかは、すごく重要なことだと思う。小川洋子は初期作品が好きで(というかそれしか読んでない)、近作はとんとご無沙汰だったのだが、これを機会にまたいろいろ読んでみよう。

 番組が終わってから外出。買物をしに京橋まで出たついでになんとなくIMPのあたりまで行ってみたら、「古本市開催中」というのぼりがパタパタはためいているのが見えて、吸い寄せられるように会場に迷い込んだ。1時間ほどめぐってみて収穫は一冊。まあこんなもんか。
 館内にあるグロリアジーンズという大阪城を眺められるカフェで、珈琲を飲みながら大竹昭子「眼の狩人」を半分まで読んだ。
 日が暮れかかった頃、モールとスーパーその他で食料を調達。スーパーでふと立ち読みした週刊文春で坪内祐三がカルヴィン・トムキンズの文庫を紹介していて、なんとなんとこんな本が出ていたとは知らなんだ、とあわてて近所の書店に駆け込んで購入して帰る。たまには週刊誌も立ち読みしないとな。

 夜は、「眼の狩人」に影響されて、いろいろ写真集をひもとく。中平卓馬の「まずたしからしさの世界をすてろ」が読みたい。もうずいぶん前から探しているのだが、図書館にもないようだし、どうしたらいいのだろう。
 午前1時頃就寝。

・購入物:嶺隆「帝国劇場開幕」(中公新書) 古書
     カルヴィン・トムキンズ「優雅な生活が最高の復讐である」(新潮文庫)

・朝食:野菜ラーメン(卵入り)、梨
 昼食:バナナマフィン、フレーバーコーヒー
 夕食:肉団子と野菜の甘酢あんかけ、冷奴、コールスローサラダ、トマト、枝豆、麦酒、大根の漬物、ごはん


フクダ |MAIL

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