昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
6時半頃起床。雨が降っている。今日はちゃんと起きて、会社に行かなければならないのか、と思うとちょっと気分が暗くなる。今日も休みたいよう、寝ころんで本を読んでいたいよう。でも傘をさして家を出る。私は真面目だから、いやそうじゃなくて、会社をズル休みする勇気がないから。
お得意先にO次長という人がいて、この人は日野啓三に似ている。もう本当にそっくりで、私は密かに心の中で「日野さん」と呼んでいる。例えば仕事の手帖のメモ書きに、「○○の件、日野さんに電話すること」とか書いたりしている。 今日、その「日野さん」がウチの会社に来て、仕事の打ち合わせをした。もう少しで、「日野さん」と呼びかけそうになる。「私、『夢の島』大好きなんです」とか言いそうになる。この人が本当に「日野さん」だったらいいのになあ。でもO次長は本物の日野啓三を知っているんだろうか。
雨が降っているので、バスで帰る。バスでは井伏鱒二の「仕事部屋」を読む。井伏鱒二を読むと、いつも心が和む。
・購入物:なし
・朝食:トースト、ツナタマゴ、キノコのスープ、珈琲 昼食:お弁当(昨日の晩ご飯の残り、プラス巨峰) 夕食:ゴーヤチャンプルー、ワンタンとネギのスープ、笹かまぼこ、ご飯
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