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2003年09月17日(水) おばちゃんと本を探す

 今日も帰りにタワーレコードへ。前にレンタルしただけでまだ持っていない、ジョアン・ジルベルトのCDを買い占めるため。試聴したらかっこよかったので、予定外のチーフタンズまで買ってしまった。ちょっと買いすぎ。
 ひとつ失敗した。ジョアンのライブアルバム「Live in montreux」はアメリカ盤で、アメリカ盤はブラジル盤より3曲収録曲が少ないことに帰ってから気づいた。しかもその3曲は先日のライブでも演った曲のようだ。しまった、間違えた。またどこかでブラジル盤を探さねば。
 このアルバム、ものすごくいい。特に「フェリシタージ」を観客みんなで歌うところなど、涙なくして聴けない。

 タワーの後、ジュンク堂で本棚をうーむと眺めていたら、ちょっと鶴瓶に似た声のバカでかいおばちゃんが、つつつと近づいてきて、「ねえ、横山なんとかという人の『中落ち』ていう本、どこにあるやろ?」と聞いてきた。中落ち。マグロか?
 『半落ち』じゃないですかね、と言ったら「ああ、それそれ、そんな題やった!」と喜ぶ。いいかげんなおばちゃんだ。
 近所の人(だったかな?忘れた)が足の骨を折って入院していて、お見舞いに何を持っていったらいいかと職場の人に相談したら、きっと退屈だろうから本がいいんじゃないと言う人がいて、最近読んだ中で面白かったからと「半落ち」を薦めてくれたのだ、と本を探している経緯をくどくど説明してくれる。必要以上に声がでかいのでうるさくてしょうがない。
 もう見捨てるわけにいかず、一緒に本を探す。売れている本なのですぐ見つかった。「よかったわー、でも1700円もするなんて本って高いなあ」とぶつぶつ文句を言いながらレジに消えていった。1700円なんて高いうちに入らないよ。
 そんなことより、なんで私に聞くんだろう。店員と思われたんだろうか、もしかして。

・購入物:CD=joan gilberto「Live in montreux」、「gets/gilberto」(special edition)、「三月の水」
       The Chieftains「further down the old plank road」
       ハナレグミ「レター」
     市川雷蔵「雷蔵、雷蔵を語る」(朝日文庫)

・朝食:ベーコンオムレツ、トースト、珈琲
 昼食:トラッキーパン(サツマイモのパンの上にトラッキーの絵が描いてある。優勝セール、80円)、シナモンロール、牛乳
 夕食:いわしの煮付け、ネギ焼き、チーズちくわ、麦酒、ご飯


フクダ |MAIL

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