SprengerDiary

2004年02月22日(日) ここは地獄の三丁目

▼土曜日なにをしたっけなー。ああそうだ、早朝仕事してたらまたまた同じようなミスが発覚したので、別部署の長っていうか、新代表相手に恒例のやりあいを繰り広げたのだった。なんであそこまで段取りを決めてあげて、その段取りが上手くこなせないのだ。ミスだらけ。僕の時点で初っ端のミスが発覚したら、それを修正するのにそこまでの作業を全部見なおさなければならないのは、相当なリスク。こちとらケツに納品と締め切り控えてんのじゃー、おりゃー。チェック機構は二重三重とかのたまうので、二重三重目があれば一重目はザルか、おりゃー。とかなんとか。その横で山ぐっぴーは慣れた様子で「ラジコン走らせに行ってきまーす」と、満面の笑みを浮かべて退社。いってらっしゃい。僕のラジコン、ホコリまみれ。
▼「他人の仕事を三割増やしたら、自分の仕事も三割増えると思え!!(僕はいやだけどね)」と捨て台詞と心の声を残して、段取りの改善策を考えながら伝票チェック。無論、終わったら信長の野望。「ご一緒にどうですかー」にほいほい付いて行く。終われば本読んで就寝。連絡をくれるといったN氏からの電話は来ず。
▼明けて日曜。深夜0時過ぎを、明けた、と言うのはちょっとあれ。メールをチェックすると、例の企画のプロットが来てる。わーい。早速読み始めると、案の定降って沸いたように別の仕事が。やだ、やんない、明日やる。とは言えない悲しい状況。Mさん頑張ってあげたのに、一日寝かせておくのは忍びないし。処理後、プロット確認して自分なりに考える。今日中に打ち合わせを設けよう。そして信長開始。仕官一日目にしてレベル8に到達。がんばるど。
▼着々と信長を進行させていると、N氏から電話。渡りに船なので、打ち合わせを17時に設定。信長続行。今度のパーティーは僕を除いて高レベル。直接攻撃に参加しても役に立たないので、味方の護衛にまわる。これがなかなかいい感じ。「生き方みつけた」と呟くと、なぜか笑われる。どうして?
▼打ち合わせの準備の為に信長終了。人数分+αのコピーとって、いざ出陣。向かうはいつもの町のいつもの喫茶店。マスターも勝手知ったもので、店内は明らかにそれらしい人と一般人で席の配置が分けられてる。サンライズの別会議室というのは、町中が知ってるのかも。で、別会議室のおすそ分けをもらいながら打ち合わせ。総尺の見直しも検討材料に。10分増やすだけで、色々な事が変わる……特に予算(泣
▼気が付けば4時間経過。再び思うのが、プロデューサーはつまらないと言うこと。現場戻りたい。お金を仕切ってる人間が現場に下りたらろくなことにならないのは身をもって知っているけど、それならお金は誰か別の人にやってもらって、僕は現場をやりたかったりする。それでもこの企画と、そこから続くこのラインではプロデューサとして山を登ると決めたので、ぐっと我慢の子。それでも湧き出た現場欲は抑えられなかったので、別口の仕事の営業を始めることに決める。脚本業復活の予感。さしあたっては目の前の相手に営業開始。よろしくお願いします。他に営業をかけないところは、パンクしないコツなのかめんどくさがりなのか、たんに数こなしたくないのかは自分でもわからなかったり。
▼帰社。とうとう来ました。23日に集中するであろう作業が、案の定目の前に詰まれた瞬間。しめて500カット。通常の5倍。死ねる。現在午前8時。それでも終わったのは半分の250。残り250全ては劇場作品。納品18時。地獄。それが終わったら、打ち合わせで出たプロットの事項を話し合わねば。ちょっとだけ、そう、ほんのちょっとだけ、先方様の時間の都合がつかなくて話し合いの場を作るのが延びちゃったりなんかすることがあったら、もしあったら、嬉々として寝る。
▼連絡取れない原画家が一人いた。つかまるまで寝れないんだった……。


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