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2006年11月12日(日)    『Junko Onishi Vintage works vol.1』へ

今日は午後から一人で外出。
西荻窪まで、大西淳子さんの作品展を見に行ってきました。

11/3(祝)から始まった作品展は、今日が最終日。
今回は、いつもの着物の古裂をメインに使った作品ではなく、
ヨーロッパのヴィンテージテキスタイルを使った作品が中心ということ。
(会場がアンティークショップなため)
いつもとは違ったテイストの作品を見てみたいなと思っていたので、
なんとか最終日に駆け込みで見に行けて、本当に良かった!



先日の手芸講座の際、会期早々に作品展を見に行かれた方の話では、
展示即売の作品の大半は売約済みになっているという話。
でも、展示品が無くなってしまっては作品展にならないので、
売約済みのものでも会期終了までは展示されていました。
お陰で、DMやサイトの写真で見かけた作品の実物も見れて大満足。

作品自体は、先生らしい作風の中に数々の趣向がこらされていたりして
数こそ多くなかったものの新境地を見た気がしました。
特に、いつになく大きめサイズのバックが圧巻。
生地の合わせ方も流石なんですが、持ち手などの組合せ方にも独特の
センスが感じられ、改めて先生のセンスに感服。

 生地の合わせ方だけでなく、持ち手など色々なパーツが合わさって、
 1つの作品としてバックが出来上がっている。

そんな印象を強く受けました。
裏地1つとっても妥協が感じられず、しかも今回は機能的な面にも
新しい試みがなされていました。

具体的には、先生の作品としては定番のグラニーバック。
様々な改良がなされていてビックリ。

持ち手が太くなったため荷物を沢山入れても肩に食い込まなかったり、
バックの中にはポケットが沢山あるインナーバックがセット。
必要に応じて取り外せて、それ自体が多機能なミニバックとして独立。
インナーバックが底板のような役目を果たすので、
中に入れてあればグラニーバックが自立するというメリットも!

詳細は、先生のサイトの今月のマンスリーキットの紹介を参照下さい。
あれと全く同じ仕様のバックが、作品展会場に2種類ありました。
(デザインと生地は違いますが)



で、そのグラニーバックの1つ。
帰り際、最後の最後で入り口付近の展示スペースに見つけたので、
何気なく手にとって「ほ〜、こうなってるのか〜」と観察していたら、
お店のマダムが「それはまだ注文可能ですよ」と一言。

展示作品の殆どの値札に、売約済みの赤いシールが貼られていて、
事前情報からも作品を買うことなどないと思っていた私。
思わず「え?でもこれ、赤いシールが貼ってありますけど?」と
聞き返してしまいました。

というのも、そのグラニーバック。
展示会場内で一番心惹かれた作品だったのです。(苦笑)
だからこそ、隅々まで観察しては溜息をついていたのですが。

傍から見ても、そのバックは私に似合う色合い&素材だったようで、
寡黙なマダムが仕切りに薦めてきます。
私が店に入ってからもずっと無言で、取っつきにくい雰囲気だった
マダムがいつになく饒舌になっていくのが少し可笑しくて、でも
「この人は嘘やお世辞は言わないタイプだな」と思ったり。

しかも、お値段も、他のバックに比べてお手頃価格。
今月のマンスリーキットの値段と大して変わらないくらいです。
加工代(制作費)などを考えれば、かえって安いくらい??

なにより、どんなに骨董市を歩き回って探してみたとしても、
このバックと同じテキスタイルは手に入らない。
使用した生地が余っているものだけ受注生産する方式とのことで、
少し迷った結果オーダーして帰ることにしました。(苦笑)

ちなみに、納期は今月末。
少し早いけれど、自分自身へのクリスマスプレゼント&出産前祝に
することにします。

大西先生には「自分で作ればいいのに〜(笑)」と言われそうですが、
もうあれこれ作っている余力が無くなりつつある私ですし、
何より使用されている生地に惚れてしまったのですもの。ご容赦を!

ちなみに、作品展会場では写真撮影をしなかったので、
今回購入したグラニーバックは届いたら写真を撮って紹介しますね。
私のことを知る人は、きっと納得するであろう色合いです。(笑)



作品展会場を出る頃には、夕闇が迫っていました。
晩秋の夕暮れ時は、まさしく釣瓶落としですね。日暮れが早い!

西荻窪からは総武線に乗り、代々木で乗り換えて渋谷まで。
東急東横線に乗り換える前に、東横のれん街に寄り道することに。
こんな都心に出てくるのは滅多にないので、近所では見かけない店で
何かお土産でも買って帰ろうかと物色。

そういえば、今度の週末には友人宅を訪問する予定が!
ちょうどいいので、その時に持参するお菓子を物色し購入。

買い物を済ませた後は、DEAN&DELUCA渋谷店へ。
(東横のれん街の一画にあります)

冷やかしついでに覗いただけなのに、幾つかの商品を購入。
ある物を作るのに丁度良さそうなサイズの缶に入ったお菓子など。
私の目当ては缶なので、中身のクッキーは夫と息子へのお土産に。(苦笑)

↓建物の外から見たDEAN&DELUCA渋谷店。


それにしても、今日は寒かった!
天気は良いのだけれど、冷たい北風が寒波を運んできた様子。

「11月上旬じゃ、まだ早いよね?」と思ってダウンコートは止めたけど、
都内はダウンやレザーなど冬物コートで武装する人が多数。
ま、風邪ひかない程度に下に着こんできたし、防寒用にストールを
持参したので大丈夫でしたが。
正直、ストールじゃなくてマフラーかショールの方が良かった!
それくらい寒くて冷え込んだ日でした。



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