Daily Journel@M403



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2005年03月18日(金)    旧交を温めた日<4>@三鷹にて

本日は、三鷹まで車に乗って遠征。
大学テニス部の2つ下の後輩の家に、半年ぶりに遊びに行ってきた。
もちろん息子も同乗して。
少し遠い場所な上、いつも混んでいる環状8号線を通らねばならず、
往復ともちょっとドキドキ。

前回遊びに行ったのは、9月のこと
その時は電車で行ったのだけど、あの時でさえ長時間同じ電車の中で
過ごすのは大変だったから、今回は車で行くことにした。
どうせ愚図られるのなら、車の中での方が周りを気にしなくてよい。
泣いて泣いて仕方なくなったら、どこかに途中で車を停めて休憩したり
何とかすればいいやと覚悟を決めた。

でも、幸い、息子は行きも帰りも熟睡。事無きを得た。(ホッ)
10時前に自宅を出たので、行きはいつもの昼寝タイムと一致。
思惑通り、童謡のメロディーと車の心地よい振動でウトウト。
後輩の家に着く直前まで気持ち良さそうに眠ってくれた。
道路の状態も、思ったほど混んでなく小一時間ほどで到着。

で、肝心の帰り道。
後輩の家では、あまりに楽しくて?眠いのを我慢して昼寝をせず。
最後の方では、眠い目をこすったりする仕草を見せたけれど
それでも頑張って起きていた。それが功を奏した模様。
帰りは、これまた5分と持たずに夢の中へ。
夕方の時間に差し掛かったために環状8号線の渋滞がひどくて、
結局1時間半以上かかったのに、自宅に着くまで熟睡。



相当遊び疲れていたんだろうなー。(笑)
でも、お陰で母は運転に専念することが出来て助かったよ。
?年ぶりかで久しぶりに通った道や景色を見て、
若かりし頃のほろ苦い思い出がよみがえってきたりなんかして。
思いがけずセンチメンタル・ジャーニーな気分まで満喫。(苦笑)



ところで。
今日の集まりには、1月のOG会で会った若い後輩2名も誘った。
2つ下の後輩と2人(いや子供を入れて4人か)で会うのもいいけれど、
たまには他の世代なんかとシャッフルするのも楽しい。

2人のうち1人は社会人3年目。
実は年明けに勤めていた会社を辞めたばかり。
4月からは、通訳者を目指して専門学校に通う。新しいスタート。
彼女には、昨秋に一度だけ相談を受けたことがある。
私が住む街まで足を運んでくれて、週末に一緒に昼食をとった。
その頃はまだ将来の進路が決めきれていなかったけれど、
今日の集まりの件をメールしたら、その返事で新しい目標について
教えてくれた。高校生の頃からの夢だったんだって。

で、もう1人は社会人1年目。
彼女も昨年の12月末に会社を辞めたばかり。
実は、ただいま妊娠10ヶ月目で来月中旬にはママになる。
若干23歳で母親になるだなんて!!
彼女が、今の私の歳に追いつく頃、お腹の中の赤ちゃんは小学校の
高学年。。。しかも、彼女が40歳を過ぎる頃には子供は成人。
あぁ〜、想像できない。(苦笑)
その彼女、今日は大きなお腹で参加してくれた。
もう身動き一つとるのもフーフーと大変そう。懐かしいなぁ。

今日の集まりは、三鷹の後輩に会いたかったのに便乗して、
若くしてママとなる(歳の離れた妹のような)後輩のための会でもある。
私の息子(1歳児)と後輩の娘(2歳児)も一緒の集まり。
半日ほど一緒に過ごしたら、少し参考になるかなぁと思ったのだ。

平日昼間は一人で過ごしている彼女。
周りは働き始めたばかりの新卒者で、妊婦の友達なんて皆無。
両親は海外赴任中なため、4月に入らないと母親は戻ってこない。
妊娠・出産・育児のことで話せる相手は同じテニス部だった夫だけ。
その夫も銀行マンなので、朝早く出かけて夜遅くならないと帰らない。
もしかしたら平日は退屈かもしれないし、仮にそうでなくても
気分転換になればいいかな〜と思って声をかけてみた次第。
三鷹に程近い場所に住んでいるので、万が一の場合は(破水とか)
タクシーで病院まで駆けつけられるし。



今日の集まり。
総じて皆がそれぞれに楽しめたようで良かった。

特に一番若い臨月の後輩には、色々と刺激になって良かったようだ。
百聞は一見にしかず。案ずるより産むが易し。
出産の時がきたら、もう頑張って外に出すしかないし。
生まれたら生まれたで色々と大変だけど、1年経てばこんな感じ、
2年経てばこんな感じよー、って生で接するのが一番。

後輩の娘のマリエちゃんは、うちの息子と辛抱強く遊んでくれた。
今のうちの息子は怖い者ナシの状態で、人が遊んでいるものが気になる
お年頃。次々とお構いなしに手を出し奪い取っていく。
マリエちゃん、最初は機嫌よく「いいよ」ってオモチャを貸してくれた
けれど、途中から嫌気がさして「いや!だめ!」の連発。(苦笑)

うんうん、いいんだよー、「お姉ちゃんでしょ」って言われても
嫌なものは嫌だもの。そういう時は「いや」って言っていいんだよ。
どう考えたって、うちの息子が悪い。
ま、仕方がないんだけどねー。
まだ小さくて「貸して」って言うんだとか、順番を待つとか、
そういう概念はないから。あっても、まだ言葉で表現はできないし。

そんなことを若い後輩に説明したりしながら、
お昼を食べて、子供と遊んで、お茶にケーキを食べて帰ってきた。

後輩曰く、「先輩のお子さんと遊ぶだなんて新鮮です!」とな。
たしかにね!私も今までそんな機会はなかったもの。
でも、これからはもっとそんなケースが増えてもいいんじゃないかと
個人的には思う。もちろん時と場合によるけれど。

なんかね、子供を持つと、途端にOG会とか倶楽部の行事とかに
姿を見せなくなるのよ、皆さん。
子育てで精一杯なのもあるし、子供がいる人には参加しにくいような
日時(特に時間帯)で行事が行われるせいもある。
そもそも、行事の趣旨からして子供連れでは出席できないものも多々。
でも、いつまでもそのままじゃー駄目だと思う。
なにが駄目って具体的には説明できないけれど、感覚的に駄目。
駄目というより、それじゃーつまらない。

子供を持ったら家の中に引っ込んだままでいるんじゃなくて、
育児しながら、仕事を含めてそれまでの自分の世界も手放さずにいく。
そんな欲張りな在り方があってもいいと思う。
でも、それは言ってるだけじゃ駄目で、実践している人が上にいないと
後が続いていかない。そういうことをしている人を知らないと、
まず選択肢に上がらないというのが実情だから。

何年か前から、そんなことを考えながら行動している。
なんでもかんでも「上に倣え」ではなく、今までにはなかったような
選択肢も考慮に入れる。そうしないと発展したり進化しない。
これは育児とか少子化対策とかの問題に限ったことではないけれど。
なにか「あの人みたいな生き方、いいよね。」みたいな流れを
作り出していけたらいいのにな〜。最近そんなことを思う。



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