Daily Journel@M403



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2003年11月13日(木)    母がきた

朝早く、自然と目が覚める。

今週に入って、トイレに行きたくて目が覚める頻度が、急に増えた。
お腹の皮が、「さすがにもう、これ以上は伸びないよ〜」とでも言いたげに、
ピリピリピキピキと引き攣れる感じがする。

おへその穴は、既に思いっきり引っくり返っている。
横になっても、右を向こうが左を向こうが、大きなお腹が邪魔で寝苦しく、
一向に落ち着かない。
大きくなったお腹が、胃を押し上げ、膀胱を圧迫している。
上体を起こすと骨盤にお腹の重みがズシリと乗り、恥骨がきしんで痛い。

睡眠がとても足りているとは思えないけれど、割合にすっきり目が覚めて
しまったので、そのまま起きることにする。
早朝のべランダで戸外の新鮮な空気を吸ってから、台所に立ち、
昨日の夕飯後に仕込もうと思っていたスープを、朝食用に作り始めた。

レンズ豆・玉ねぎ・人参と豚挽き肉のスープ。
ル・クルーゼの鍋の中で美味しそうに出来上がった頃、Kin-chanを起こす。
だんだんと冬が近付いて、朝の冷え込みが厳しくなってきたこの頃。
これからは、今までよりは少し早く起きて、温かいスープをなるべく作ろう。
彼の身体をほかほかに温めて、仕事場へと送り出すべく。



午前中、またしても母から宅急便が届く。今日は新米が入っている。(苦笑)
まずまずの天気なので、その後そのまま洗濯に掃除に、と奔走していると、
昼前にインターホンが鳴った。

栃木の実家から、母が訪ねてきてくれたのだ。片道2時間かけて。

今日来ることは知っていたけれど、てっきり駅についたら電話を貰えると
思っていたので、直接やってきたことにビックリした。
「よく一人で迷わずに来れたね〜」と言うと、
「昨日、住所を見ながら地図で場所を確認して、今日は駅前の交番で道を
 確認してきたのよ。」と、母は少しはにかみながら答えた。

母が東京駅で買ってきた鯵の寿司と、私が昨日作ったカレーという
なんともミスマッチなお昼ご飯とお茶をすすりながら、昼のTVを見た。
みのもんたの出てるやつ。(笑)

昼食後は、洗濯済の赤ちゃんの肌着なんかを干したり畳んだりしながら、
世間話に花が咲く。実家の隣りの○○さんが入院したとか、親戚の話とか。

小さな肌着を畳みながら、目を細めて「可愛いわね〜」と笑う母を見て、
そんなほころんだ表情をするなんて意外だなぁと思った。

先週末に買ったばかりの真新しい布団セットを見ながら、
「何か買うものはないの?なんでも買ってあげるわよ。」と言う。
「おむつは、どうするの?布おむつにするなら縫ってくるわよ。」とか。
(ほんとか?お裁縫するのは苦手なの、私はちゃんと知ってるぞ。笑)

初産の娘や初孫のために、何かしてあげたいのに、何をしてあげればいいか
分からなくて手持ち無沙汰というような風情。
最近、実家の近所では、私の昔の同級生の何人かが里帰り出産をしていた
らしく、友達のお母さんに「何をしてあげた?」と聞いては、彼女なりに
色々と考えてくれているようなのだった。ありがたいことです。

3時のお茶を終えて、駅まで送る道すがら、近所のお店を案内する。
「ここのスーパーが安くて、よく利用するんだよ。」とか、
「紙おむつや粉ミルクは、ここのドラッグストアが安いみたい。」とか、
「私が来月出産する予定の病院は、ここだよ。」とか。

嫁いだ娘に久しぶりに会えて、よほど嬉しかったのか、
駅で改札に入った後も、何度も何度も笑顔で振り返る母を見送った後、
冷たくなった風で身体を冷やさないようにジャケットの前身頃を手で押さえ、
自宅に戻った。栃木は、こちらよりもっと寒くなってるだろうな・・・。

夕食後、無事に戻れたかな?と実家に電話すると、よほど楽しかったのか
「思ってたより近くて楽だったから、来週もそっちに行くわ」とのこと。
あらま・・・・・(笑)
来週は、アカチャンホンポででも、一緒に買い物でもしようかしらん。



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